箱ひげ図から読み取れる情報をもとに、以下の3つの文が正しいかどうかを判断する問題です。 (1) 四分位範囲は、英語よりも数学の方が大きい。 (2) クラスの半数以上の生徒は、英語の得点が60点以上である。 (3) 得点が70点以上の生徒の人数は、数学の方が英語よりも多い。 選択肢は「1:正しい」、「2:正しくない」、「3:このデータからはわからない」です。

確率論・統計学箱ひげ図データの解釈四分位範囲中央値統計的分析
2025/4/9

1. 問題の内容

箱ひげ図から読み取れる情報をもとに、以下の3つの文が正しいかどうかを判断する問題です。
(1) 四分位範囲は、英語よりも数学の方が大きい。
(2) クラスの半数以上の生徒は、英語の得点が60点以上である。
(3) 得点が70点以上の生徒の人数は、数学の方が英語よりも多い。
選択肢は「1:正しい」、「2:正しくない」、「3:このデータからはわからない」です。

2. 解き方の手順

(1) 四分位範囲について
四分位範囲は、箱の長さに相当します。
英語の箱は38点から68点あたりまで伸びており、四分位範囲はおよそ30点です。
数学の箱は50点から60点あたりまで伸びており、四分位範囲はおよそ10点です。
したがって、英語の方が数学よりも四分位範囲が大きいです。
したがって、文(1)は正しくありません。
(2) クラスの半数以上の生徒は、英語の得点が60点以上である。
箱ひげ図の中央値は、データのちょうど真ん中に位置する値を示します。
英語の中央値はおよそ60点です。したがって、クラスの半数以上の生徒が60点以上取っているとは限りません。半数がおよそ60点以上で、半数がおよそ60点以下ということだけがわかります。
したがって、文(2)は正しいとは言い切れません。
(3) 得点が70点以上の生徒の人数は、数学の方が英語よりも多い。
箱ひげ図から70点以上の人数を正確に読み取ることはできません。最大値が英語より数学の方が高いことしか分かりません。
したがって、文(3)はデータからはわかりません。

3. 最終的な答え

ア: 2
イ: 3
ウ: 3

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