## 1. 問題の内容

幾何学方べきの定理二次方程式
2025/4/9
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1. 問題の内容

(5) 円周上に4点A, B, C, Dがあり、2つの弦AB, CDの交点をPとする。AP = 5, BP = 2, CP = 3であるとき、DPの長さを求めよ。
(6) 円周上に4点A, B, C, Dがあり、直線AB, CDの交点をPとする。AB = 7, PB = 8, CD = 2であるとき、PCの長さを求めよ。
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2. 解き方の手順

**(5) について**
円の内部で交わる2つの弦に関する公式を用います。
APBP=CPDPAP \cdot BP = CP \cdot DP
これに与えられた値を代入します。
52=3DP5 \cdot 2 = 3 \cdot DP
10=3DP10 = 3 \cdot DP
両辺を3で割ると、
DP=103DP = \frac{10}{3}
**(6) について**
円の外で交わる2つの直線に関する公式を用います。
PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD
ここで、PA=AB+PB=7+8=15PA = AB + PB = 7 + 8 = 15, PD=PC+CD=PC+2PD = PC + CD = PC + 2
公式に代入すると、
158=PC(PC+2)15 \cdot 8 = PC \cdot (PC + 2)
120=PC2+2PC120 = PC^2 + 2PC
PC2+2PC120=0PC^2 + 2PC - 120 = 0
この二次方程式を解きます。因数分解を利用すると、
(PC+12)(PC10)=0(PC + 12)(PC - 10) = 0
PC=12PC = -12 または PC=10PC = 10
長さは負の値を取らないので、PC=10PC = 10
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3. 最終的な答え

(5) DP = 103\frac{10}{3}
(6) PC = 10

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