1つのサイコロを2回投げたとき、出た目の和が3の倍数になる場合の数を求める問題です。

確率論・統計学確率場合の数サイコロ組み合わせ
2025/3/13

1. 問題の内容

1つのサイコロを2回投げたとき、出た目の和が3の倍数になる場合の数を求める問題です。

2. 解き方の手順

サイコロを2回投げるので、すべての目の出方は 6×6=366 \times 6 = 36 通りです。
目の和が3の倍数になるのは、和が3, 6, 9, 12になる場合です。
それぞれの和になる目の出方を考えます。
* 和が3になる場合:(1, 2), (2, 1)の2通り
* 和が6になる場合:(1, 5), (2, 4), (3, 3), (4, 2), (5, 1)の5通り
* 和が9になる場合:(3, 6), (4, 5), (5, 4), (6, 3)の4通り
* 和が12になる場合:(6, 6)の1通り
これらの場合の数を合計します。
2+5+4+1=122 + 5 + 4 + 1 = 12
よって、目の和が3の倍数になるのは12通りです。
または、以下のように考えることもできます。
1回目の出目によって、2回目の出目が決まります。
* 1回目の出目が1の場合、2回目の出目は2または5であれば、合計は3の倍数になります。(2通り)
* 1回目の出目が2の場合、2回目の出目は1または4であれば、合計は3の倍数になります。(2通り)
* 1回目の出目が3の場合、2回目の出目は3または6であれば、合計は3の倍数になります。(2通り)
* 1回目の出目が4の場合、2回目の出目は2または5であれば、合計は3の倍数になります。(2通り)
* 1回目の出目が5の場合、2回目の出目は1または4であれば、合計は3の倍数になります。(2通り)
* 1回目の出目が6の場合、2回目の出目は3または6であれば、合計は3の倍数になります。(2通り)
したがって、合計で 6×2=126 \times 2 = 12 通りとなります。

3. 最終的な答え

12通り

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