里奈さんは紙飛行機AとBを作り、それぞれ20回飛ばした飛行距離のデータを箱ひげ図にまとめた。箱ひげ図から、飛行距離が長くなるのは紙飛行機Bであると考えられる理由を説明する。

確率論・統計学箱ひげ図統計データの分析中央値四分位数
2025/4/9

1. 問題の内容

里奈さんは紙飛行機AとBを作り、それぞれ20回飛ばした飛行距離のデータを箱ひげ図にまとめた。箱ひげ図から、飛行距離が長くなるのは紙飛行機Bであると考えられる理由を説明する。

2. 解き方の手順

* 箱ひげ図から、紙飛行機AとBのデータの中央値を確認する。
* 箱ひげ図から、紙飛行機AとBのデータの四分位範囲を確認する。
* 中央値と四分位範囲を比較し、どちらの紙飛行機がより遠くまで飛ぶ傾向にあるかを判断する。
* 箱ひげ図全体の形から、どちらの紙飛行機がより遠くまで飛ぶ傾向にあるかを判断する。
箱ひげ図を見ると、
紙飛行機Aの中央値は約4.5m、紙飛行機Bの中央値は約3.7m。
紙飛行機Aの第1四分位数は約3.8m、紙飛行機Bの第1四分位数は約3.2m。
紙飛行機Aの第3四分位数は約5.5m、紙飛行機Bの第3四分位数は約4.3m。
紙飛行機Aの最大値は約7.2m、紙飛行機Bの最大値は約6m。
紙飛行機Aの箱ひげ図全体が紙飛行機Bの箱ひげ図よりも右に位置している。
つまり、紙飛行機Aの飛行距離は、全体的に紙飛行機Bの飛行距離よりも長い傾向にある。
しかし問題文には「飛行距離が長くなるのはBである」と考える理由を説明する必要がある。
そのため、紙飛行機Bは最小値が紙飛行機Aよりも短いが、最大値が紙飛行機Aよりも長い場合があるため、飛行距離が長くなる可能性があると考えられる。

3. 最終的な答え

紙飛行機Bの箱ひげ図は、紙飛行機Aの箱ひげ図と比較して全体的に左側に位置していますが、一部のデータは紙飛行機Aよりも遠くまで飛んでいる可能性があります。
そのため、紙飛行機Bの飛行距離が長くなる可能性があると考えられます。

「確率論・統計学」の関連問題

3つのサイコロを同時に投げ、それぞれのサイコロの出た目を $X$, $Y$, $Z$ とします。このとき、$X + Y + Z$ の分散を求めなさい。

分散確率変数サイコロ期待値
2025/4/13

確率変数 $X$ の期待値 $E(X) = -3$、分散 $V(X) = 5$、確率変数 $Y$ の期待値 $E(Y) = 2$、分散 $V(Y) = 4$ である。$X$ と $Y$ は互いに独立で...

期待値分散標準偏差確率変数独立
2025/4/13

3つのサイコロを同時に投げたとき、それぞれの出目を $X, Y, Z$ とします。積 $XYZ$ の期待値を求めます。

期待値確率サイコロ
2025/4/13

確率変数 $X$ と $Y$ が互いに独立で、それぞれの確率分布が与えられている。積 $XY$ の期待値 $E[XY]$ を求める。$X$ は $1$ と $3$ の値をとり、それぞれの確率は $P(...

確率変数期待値独立性確率分布
2025/4/13

大小2個のサイコロを同時に投げ、それぞれのサイコロの出る目をX, Yとする。確率変数X, Yが独立であることを確かめる問題です。

確率確率変数独立性サイコロ確率分布
2025/4/13

例5において、確率変数XとYの取る任意の値aとbについて、$P(X=a, Y=b) = P(X=a)P(Y=b)$が成り立つことを確認する問題です。この式は、XとYが独立であるということを示しています...

確率確率変数独立性同時確率
2025/4/13

10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨をそれぞれ1枚ずつ、合計3枚同時に投げたとき、表が出た硬貨の金額の和の期待値を求めよ。

期待値確率コイン
2025/4/13

正五角形ABCDEの頂点AにいるPさんが、さいころを振って出た目の数だけ反時計回りに頂点を移動する。 (1) さいころを1回振ったとき、Pさんが頂点Bにいる確率を求める。 (2) さいころを2回振った...

確率サイコロ期待値場合の数確率分布
2025/4/13

## 問題の内容

確率サイコロ正五角形場合の数
2025/4/13

3つのサイコロを同時に投げ、それぞれの出目を $X, Y, Z$ とするとき、出目の和 $X+Y+Z$ の期待値を求める問題です。

期待値確率変数サイコロ線形性
2025/4/13