円Oにおいて、ATは円Oの接線である。角OBの中心角が38°のとき、角xの大きさを求めよ。

幾何学接線円周角中心角角度
2025/4/9

1. 問題の内容

円Oにおいて、ATは円Oの接線である。角OBの中心角が38°のとき、角xの大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、角AOBは直径に対する中心角なので、90度である。
AOB=90∠AOB = 90^\circ
次に、円周角の定理より、角ACBは中心角AOBの半分である。
ACB=12AOB=12×38=19∠ACB = \frac{1}{2} ∠AOB = \frac{1}{2} \times 38^\circ = 19^\circ
円の接線ATは、接点Aにおいて半径OAと垂直である。
OAT=90∠OAT = 90^\circ
三角形ACTにおいて、内角の和は180度である。
CAT+ACT+ATC=180∠CAT + ∠ACT + ∠ATC = 180^\circ
ACT=ACB=19∠ACT = ∠ACB = 19^\circ
OAT=90∠OAT = 90^\circ
ATC=x∠ATC = x
すると、
90+19+x=18090^\circ+19^\circ+x = 180^\circ
109+x=180109^\circ+x=180^\circ
x=180109x=180^\circ - 109^\circ
x=71x=71^\circ

3. 最終的な答え

71°

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