10本のくじの中に当たりくじが3本入っている。A, B, Cの3人がこの順番で1本ずつくじを引くとき、BまたはCが当たりを引く確率を求めよ。ただし、一度引いたくじは元に戻さない。
2025/4/9
1. 問題の内容
10本のくじの中に当たりくじが3本入っている。A, B, Cの3人がこの順番で1本ずつくじを引くとき、BまたはCが当たりを引く確率を求めよ。ただし、一度引いたくじは元に戻さない。
2. 解き方の手順
BまたはCが当たる確率を求めるには、Bが当たる確率とCが当たる確率をそれぞれ計算し、それらを足し合わせる必要がある。ただし、BとCが両方当たる場合があるので、その確率を引いて重複を解消する必要がある。しかし、この問題では、Bが当たりを引いた時点でCは当たりを引けないため、BとCが両方当たるというケースは存在しない。したがって、Bが当たる確率とCが当たる確率を足し合わせるだけでよい。
Bが当たる確率を計算する。
Bが当たるのは、Aが外れて、Bが当たる場合である。
Aが外れる確率は 。
Aが外れた後、残り9本のうち当たりくじは3本なので、Bが当たる確率は 。
したがって、Bが当たる確率は 。
Cが当たる確率を計算する。
Cが当たるのは、(Aが外れてBが外れてCが当たる) または (Aが当たってBが外れてCが当たる) のいずれかの場合である。
Aが外れ、Bが外れ、Cが当たる確率は、
Aが当たり、Bが外れ、Cが当たる確率は、
Cが当たる確率は、
BまたはCが当たる確率は、Bが当たる確率とCが当たる確率を足し合わせたものである。