2次方程式 $2x^2 - 6x + 15 = 0$ の2つの解を $\alpha$、$\beta$ とするとき、$\alpha^2\beta + \alpha\beta^2$ の値を求めよ。

代数学二次方程式解と係数の関係式の計算
2025/4/10

1. 問題の内容

2次方程式 2x26x+15=02x^2 - 6x + 15 = 0 の2つの解を α\alphaβ\beta とするとき、α2β+αβ2\alpha^2\beta + \alpha\beta^2 の値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、2次方程式の解と係数の関係を利用します。
2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の2つの解を α\alphaβ\beta とすると、以下の関係が成り立ちます。
α+β=ba\alpha + \beta = -\frac{b}{a}
αβ=ca\alpha\beta = \frac{c}{a}
与えられた2次方程式 2x26x+15=02x^2 - 6x + 15 = 0 において、a=2a = 2b=6b = -6c=15c = 15 です。
したがって、
α+β=62=3\alpha + \beta = -\frac{-6}{2} = 3
αβ=152\alpha\beta = \frac{15}{2}
次に、求める式 α2β+αβ2\alpha^2\beta + \alpha\beta^2 を変形します。
α2β+αβ2=αβ(α+β)\alpha^2\beta + \alpha\beta^2 = \alpha\beta(\alpha + \beta)
ここで、α+β\alpha + \betaαβ\alpha\beta の値を代入します。
αβ(α+β)=152×3\alpha\beta(\alpha + \beta) = \frac{15}{2} \times 3

3. 最終的な答え

152×3=452\frac{15}{2} \times 3 = \frac{45}{2}
したがって、α2β+αβ2=452\alpha^2\beta + \alpha\beta^2 = \frac{45}{2}

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