三角柱ABC-DEFにおいて、以下の3つの問題を解きます。 (1) 辺DEとねじれの位置にある辺を、選択肢からすべて選びます。 (2) 三角柱ABC-DEFの表面積を求めます。ただし、AB=8cm, BC=6cm, CA=10cm, AD=10cm, ∠ABC=∠DEF=90°です。 (3) 点Gを辺BE上に∠CAB=∠GABとなるようにとるとき、三角錐GDEFの体積を求めます。
2025/4/10
1. 問題の内容
三角柱ABC-DEFにおいて、以下の3つの問題を解きます。
(1) 辺DEとねじれの位置にある辺を、選択肢からすべて選びます。
(2) 三角柱ABC-DEFの表面積を求めます。ただし、AB=8cm, BC=6cm, CA=10cm, AD=10cm, ∠ABC=∠DEF=90°です。
(3) 点Gを辺BE上に∠CAB=∠GABとなるようにとるとき、三角錐GDEFの体積を求めます。
2. 解き方の手順
(1) ねじれの位置にある辺の選び方
ねじれの位置とは、同一平面上にない、交わらない2つの直線の位置関係です。辺DEと交わらず、平行でもない辺を探します。
* 辺AB: 辺DEとねじれの位置にあります。
* 辺AC: 辺DEとねじれの位置にあります。
* 辺AD: 辺DEと平行です。
* 辺BC: 辺DEとねじれの位置にあります。
* 辺BE: 辺DEと交わります。
* 辺CF: 辺DEとねじれの位置にあります。
* 辺DF: 辺DEと交わります。
* 辺EF: 辺DEと交わります。
(2) 表面積の計算
三角柱の表面積は、2つの三角形の面積と3つの長方形の面積の合計です。
三角形ABCと三角形DEFは合同な直角三角形なので、面積は
長方形ABEDの面積は
長方形BCFEの面積は
長方形CAFDの面積は
よって、表面積は
(3) 三角錐GDEFの体積の計算
まず、∠CAB=∠GABとなるような点Gを辺BE上に取ります。三角形ABCとABGにおいて、ABを共有し、∠CAB=∠GABです。
ここで、cos∠CAB = AB/AC = 8/10 = 4/5です。BE = 10cmなので、BGをxとすると、cos∠GAB = AB/AG = 8/AGです。よって、AG = 5x/4 となります。
直角三角形ABGにおいて、が成り立つので、
したがって、BG = 32/3 cm, GE = BE - BG = 10 - 32/3 = (30 - 32)/3 = -2/3 cm。これはありえないので、GがBE上にあるという仮定が間違っている。
ただし、三角錐GDEFの体積は1/3 x (底面積) x (高さ) であり、底面積は三角形DEFなので、その面積は三角形ABCと同じで24 です。高さはGから三角形DEFへの距離ですが、これはBGと同じです。
三角錐GDEFの体積 = 1/3 x 24 x |10-32/3| = 8 x 2/3 = 16/3
3. 最終的な答え
(1) 辺AB, 辺AC, 辺BC, 辺CF
(2) 288
(3) 16/3