1から5までの数字が書かれた5枚のカードがあり、そこから1枚ずつ2回続けて取り出し、取り出した順に左から右へ並べて2桁の整数を作る。 (1) 作られる2桁の整数のすべての組み合わせの数を求める。 (2) 作られる整数が5の倍数である確率を求める。 (3) 作られる整数が30以上である確率を求める。 (4) 作られる整数が3の倍数である確率を求める。

確率論・統計学確率場合の数倍数
2025/4/10

1. 問題の内容

1から5までの数字が書かれた5枚のカードがあり、そこから1枚ずつ2回続けて取り出し、取り出した順に左から右へ並べて2桁の整数を作る。
(1) 作られる2桁の整数のすべての組み合わせの数を求める。
(2) 作られる整数が5の倍数である確率を求める。
(3) 作られる整数が30以上である確率を求める。
(4) 作られる整数が3の倍数である確率を求める。

2. 解き方の手順

(1) 2桁の整数の組み合わせの数
1枚目のカードの選び方は5通り。2枚目のカードの選び方も5通り。
したがって、2桁の整数は 5×5=255 \times 5 = 25 通りできる。
(2) 5の倍数である確率
5の倍数となるためには、一の位が5である必要がある。
一の位が5である数は、十の位の数字が1,2,3,4,5のいずれであってもよいので、5通りある。
したがって、確率は 525=15\frac{5}{25} = \frac{1}{5} である。
(3) 30以上である確率
30以上の整数は、31, 32, 33, 34, 35, 41, 42, 43, 44, 45, 51, 52, 53, 54, 55の15個である。
したがって、確率は 1525=35\frac{15}{25} = \frac{3}{5} である。
(4) 3の倍数である確率
3の倍数となる整数は、
12, 15, 21, 24, 33, 42, 45, 51, 54 の9個である。
したがって、確率は 925\frac{9}{25} である。

3. 最終的な答え

(1) 25通り
(2) 15\frac{1}{5}
(3) 35\frac{3}{5}
(4) 925\frac{9}{25}

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