以下の3つの問題が与えられています。 (1) 関数 $y=2x^2 - 12x + 5$ の最小値を求める。 (2) 関数 $y=-2x^2 - 6x + 1$ ($ -1 \le x \le 1$) の最大値と最小値を求める。 (3) 関数 $y=-x^2 + 8x + c$ ($ 1 \le x \le 5$) の最小値が $-2$ であるときの定数 $c$ の値を求め、そのときの最大値を求める。
2025/4/10
はい、承知いたしました。問題の解答を以下に示します。
1. 問題の内容
以下の3つの問題が与えられています。
(1) 関数 の最小値を求める。
(2) 関数 () の最大値と最小値を求める。
(3) 関数 () の最小値が であるときの定数 の値を求め、そのときの最大値を求める。
2. 解き方の手順
(1) 関数 について:
平方完成を行うと、 となります。
よって、 のとき、最小値 をとります。
(2) 関数 () について:
平方完成を行うと、 となります。
軸は であり、定義域 の範囲で考えます。
のとき、
のとき、
よって、 のとき最大値 をとり、 のとき最小値 をとります。
(3) 関数 () について:
平方完成を行うと、 となります。
軸は であり、定義域 の範囲に含まれます。
のとき、最大値 をとります。
定義域の端点における値を調べます。
のとき、
のとき、
のとき、最小値 であるので、 となります。
このとき、 となり、最大値は のとき となります。
別解:
軸が で、区間 の中央にあるから、区間の端点のどちらかで最小値を取る。
のとき、
のとき、
より、
より、
のとき最小値を取るので、
よって、 となり、最大値は のとき となります。
3. 最終的な答え
(1) のとき最小値 をとる。
(2) のとき最大値 をとり、 のとき最小値 をとる。
(3) であり、最大値は である。