平面上の$\triangle OAB$において、辺$AB$を$2:3$に内分する点を$P$、線分$OP$を$t:(1-t)$($0 < t < 1$)に内分する点を$Q$、直線$BQ$と辺$OA$の交点を$R$とする。 (1) $\frac{OR}{RA}$を$t$を用いて表す。 (2) $\frac{BQ}{QR}$を$t$を用いて表す。 (3) $\triangle OQR$と$\triangle BQP$の面積の比が$1:4$であるとき、$t$の値を求める。
2025/4/10
1. 問題の内容
平面上のにおいて、辺をに内分する点を、線分を()に内分する点を、直線と辺の交点をとする。
(1) をを用いて表す。
(2) をを用いて表す。
(3) との面積の比がであるとき、の値を求める。
2. 解き方の手順
(1)
まず、点は辺をに内分するので、
次に、点は線分をに内分するので、
点は直線上にあるので、実数を用いて
と表せる。さらに、点は辺上にあるので、と表せる。
したがって、
とは一次独立なので、
(2)
より,
係数比較から
よって. しかし、より、なのでが負になる。これは明らかにおかしいのでどこかに誤りがある。
メネラウスの定理より、
ではない。
したがって、
OR/RA x PB/BA x AX/XO=1$
メネラウスの定理を使う。
(3)
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)