以下の4つの問題を解きます。 (1) 傾きが-3で、点(2, -4)を通る直線の式を求めます。 (2) 直線 $y = ax + b$ が2点(1, 3), (2, 5)を通るとき、$a, b$ の値を求めます。 (3) 直線 $y = 3x + 1$ に平行で、点(-2, 3)を通る直線の方程式を求めます。 (4) $y$ は $x$ の1次関数であり、$x$ の増加量が2のときの $y$ の増加量は-1であり、そのグラフは点(-2, 3)を通ります。この1次関数の式を求めます。

代数学一次関数直線の式傾き平行代入
2025/4/12

1. 問題の内容

以下の4つの問題を解きます。
(1) 傾きが-3で、点(2, -4)を通る直線の式を求めます。
(2) 直線 y=ax+by = ax + b が2点(1, 3), (2, 5)を通るとき、a,ba, b の値を求めます。
(3) 直線 y=3x+1y = 3x + 1 に平行で、点(-2, 3)を通る直線の方程式を求めます。
(4) yyxx の1次関数であり、xx の増加量が2のときの yy の増加量は-1であり、そのグラフは点(-2, 3)を通ります。この1次関数の式を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 傾きが mm で、点 (x1,y1)(x_1, y_1) を通る直線の方程式は、yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1) で求められます。今回の場合は、傾き m=3m = -3 で、点 (2,4)(2, -4) を通るので、
y(4)=3(x2)y - (-4) = -3(x - 2)
y+4=3x+6y + 4 = -3x + 6
y=3x+2y = -3x + 2
(2) 直線 y=ax+by = ax + b が2点(1, 3), (2, 5)を通るので、
3=a(1)+b3 = a(1) + b
5=a(2)+b5 = a(2) + b
2つの式を引き算すると、
53=2a+b(a+b)5 - 3 = 2a + b - (a + b)
2=a2 = a
a=2a = 2
3=2+b3 = 2 + b
b=1b = 1
(3) 直線 y=3x+1y = 3x + 1 に平行な直線の傾きは3です。点(-2, 3)を通るので、
y3=3(x(2))y - 3 = 3(x - (-2))
y3=3(x+2)y - 3 = 3(x + 2)
y3=3x+6y - 3 = 3x + 6
y=3x+9y = 3x + 9
(4) xx の増加量が2のときの yy の増加量が-1なので、傾きは 12\frac{-1}{2} です。
点(-2, 3)を通るので、
y3=12(x(2))y - 3 = -\frac{1}{2}(x - (-2))
y3=12(x+2)y - 3 = -\frac{1}{2}(x + 2)
y3=12x1y - 3 = -\frac{1}{2}x - 1
y=12x+2y = -\frac{1}{2}x + 2

3. 最終的な答え

(1) y=3x+2y = -3x + 2
(2) a=2,b=1a = 2, b = 1
(3) y=3x+9y = 3x + 9
(4) y=12x+2y = -\frac{1}{2}x + 2

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