三角形ABCにおいて、AD = DB, AE = ECである。線分BC = 12 cm, FG = x cm, BF = y cmである。このとき、xとyの値を求めよ。ただし、FGはDEとBCに平行である。

幾何学三角形相似平行線中点連結定理
2025/3/14

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AD = DB, AE = ECである。線分BC = 12 cm, FG = x cm, BF = y cmである。このとき、xとyの値を求めよ。ただし、FGはDEとBCに平行である。

2. 解き方の手順

まず、AD = DBかつAE = ECより、DEは三角形ABCの中点連結定理の線になるため、DEはBCと平行であり、DE = BC/2 = 12/2 = 6 cmである。
次に、FGがDEとBCに平行であることから、三角形ADEと三角形AFGは相似である。また、三角形AFGと三角形ABCも相似である。
ここで、BF = y cmなので、AF = AB - y cmとなる。AD = DBより、AB = 2ADである。また、AF:AB = FG:BCという相似の関係が成り立つため、
AFAB=FGBC\frac{AF}{AB} = \frac{FG}{BC}
AByAB=x12\frac{AB - y}{AB} = \frac{x}{12}
同様に、DE:BC = AD:AB = 1:2であり、FGはDEとBCの間にあるので、FGの長さxはDEとBCの長さの平均の長さとなる。しかし、FがABの中点であるとは限らないので、この考え方は使えない。
別の方法として、DEとBCが平行なので、三角形BDEと三角形BCAは相似である。この相似比はBD:BA = 1:2である。FGがDEとBCに平行なので、直線BFGは三角形BDEと三角形BCAの内部を通る。
EからBCに平行な直線をひき、FGとの交点をIとする。すると、EI = x、IG = 12-xとなる。
DEとBCは平行なので、三角形ADEと三角形ABCは相似で、相似比は1:2である。同様に、三角形AFGと三角形ABCも相似である。
AF : AB = FG : BC
(AB - y)/AB = x/12
また、DE = 6 cmなので、DE : BC = 6 : 12 = 1 : 2である。
三角形ABCにおいて、D,EはそれぞれAB,ACの中点なので、DE//BCでDE=BC/2=6である。
同様に、FG//BCである。
ここで、FG=xとおくと、
AF:AB = AG:AC = FG:BC が成立する。
AF:AB = (AB-y):AB = x:12
よって、
1 - y/AB = x/12
y/AB = 1 - x/12
線分DEと線分FGが平行であることから、線分BFと線分BEを考え、三角形BFHと三角形BEIが相似である。
DはABの中点なので、BD = ADである。
BF : FD = y : AD - y
DE:BC = 1:2
DはABの中点であり、EはACの中点であるため、DEは三角形ABCの中点連結線であり、DE = BC/2 = 6 cmである。
FGとDE、FGとBCが平行であるため、FGの長さは、AF:FBの比率によって決まる。
しかし、AF:FBが不明であるため、yを求めることができない。
DEとBCが平行なので、四角形DECBは台形である。FGはDEとBCに平行なので、FGの長さxは、yの値によって決まる。yがわからなければ、xを求めることはできない。
問題文に与えられた条件だけでは、xとyの値を一意に定めることはできない。

3. 最終的な答え

xとyの値は一意に定められない。問題文に条件が不足している。

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