点Oが三角形ABCの外心であるとき、図に示された角度 $x$ と $y$ の値を求める問題です。

幾何学外心三角形角度二等辺三角形
2025/4/12

1. 問題の内容

点Oが三角形ABCの外心であるとき、図に示された角度 xxyy の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

外心は三角形の各頂点から等距離にある点です。したがって、OB=OCとなります。
三角形OBCは二等辺三角形なので、OBC=OCB\angle OBC = \angle OCB
また、OBC=23\angle OBC = 23^{\circ}OCB=34\angle OCB = 34^{\circ}です。問題の図よりOC=OBなのでOBC=23\angle OBC = 23^{\circ}とわかります。
三角形OBCの内角の和は180180^{\circ}なので、
BOC+OBC+OCB=180\angle BOC + \angle OBC + \angle OCB = 180^{\circ}
BOC+23+23=180\angle BOC + 23^{\circ} + 23^{\circ} = 180^{\circ}
BOC=18046\angle BOC = 180^{\circ} - 46^{\circ}
BOC=134\angle BOC = 134^{\circ}
よって、x=134x = 134^{\circ}
外心の性質として、BOC=2BAC\angle BOC = 2 \angle BAC が成り立つので、134=2BAC134^{\circ} = 2 \angle BACとなります。したがって、
BAC=1342=67\angle BAC = \frac{134^{\circ}}{2} = 67^{\circ}
よって、y=67y = 67^{\circ}

3. 最終的な答え

x=134x = 134^{\circ}
y=67y = 67^{\circ}

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