立方体の辺の長さを x とする。正四面体BDEGの一辺の長さは、a なので、BE=a である。 立方体の一つの面である正方形 BFEA において、BE は対角線なので、三平方の定理より x2+x2=a2。 したがって、
x2=2a2 x=2a 立方体の体積は x3=(2a)3=22a3。 立方体から正四面体BDEGを除いた部分は、合同な四面体 A-BDE, C-BDG, F-BEG, H-DEG の4つである。一つの四面体 A-BDE の体積を計算する。これは三角錐であり、底面は直角二等辺三角形 BDE (面積は 21x2)、高さは x である。 したがって、四面体 A-BDE の体積は 31(21x2)x=61x3。 4つの四面体の体積は 4×61x3=32x3=32(2a)3=3222a3=32a3. 正四面体BDEGの体積は、立方体の体積から4つの四面体の体積を引いたものである。
22a3−32a3=623a3−2a3=62a3=122a3. 正四面体の体積の公式は 122a3 なので、答えは 122a3。