(1) (21)2x+2<(161)x−1 161=(21)4 なので、与式は (21)2x+2<((21)4)x−1 と書き換えられます。 (21)2x+2<(21)4(x−1) 底 21 は 1 より小さいので、指数を比較する際に不等号の向きが反転します。 2x+2>4(x−1) 2x+2>4x−4 (2) 2⋅4x−17⋅2x+8<0 4x=(22)x=(2x)2 なので、t=2x とおくと、与式は 2t2−17t+8<0 となります。 因数分解すると、(2t−1)(t−8)<0 となります。 したがって、21<t<8 です。 t=2x より、21<2x<8 です。 21=2−1 であり、8=23 なので、2−1<2x<23 となります。 底 2 は 1 より大きいので、指数を比較する際に不等号の向きは変わりません。
(3) 25x−3⋅5x−10≥0 25x=(52)x=(5x)2 なので、t=5x とおくと、与式は t2−3t−10≥0 となります。 因数分解すると、(t−5)(t+2)≥0 となります。 したがって、t≤−2 または t≥5 です。 t=5x より、5x≤−2 または 5x≥5 です。 5x は常に正なので、5x≤−2 を満たす x は存在しません。 5x≥5 より、5x≥51 です。 底 5 は 1 より大きいので、指数を比較する際に不等号の向きは変わりません。