与えられた連立方程式から、$T$ と $N$ をそれぞれ $m$ と $g$ を用いて表す問題です。 与えられた連立方程式は以下の通りです。 $$ \begin{cases} mg = N \cos 30^\circ + T \sin 30^\circ \\ N \sin 30^\circ = T \cos 30^\circ \end{cases} $$

応用数学連立方程式三角関数物理
2025/4/13

1. 問題の内容

与えられた連立方程式から、TTNN をそれぞれ mmgg を用いて表す問題です。
与えられた連立方程式は以下の通りです。
\begin{cases}
mg = N \cos 30^\circ + T \sin 30^\circ \\
N \sin 30^\circ = T \cos 30^\circ
\end{cases}

2. 解き方の手順

まず、sin30=12\sin 30^\circ = \frac{1}{2}cos30=32\cos 30^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2} を代入します。
\begin{cases}
mg = N \frac{\sqrt{3}}{2} + T \frac{1}{2} \\
N \frac{1}{2} = T \frac{\sqrt{3}}{2}
\end{cases}
これを整理すると、
\begin{cases}
2mg = \sqrt{3} N + T \\
N = \sqrt{3} T
\end{cases}
2番目の式を1番目の式に代入します。
2mg = \sqrt{3} (\sqrt{3} T) + T
2mg = 3T + T
2mg = 4T
したがって、TT
T = \frac{mg}{2}
次に、N=3TN = \sqrt{3} TT=mg2T = \frac{mg}{2} を代入します。
N = \sqrt{3} \left(\frac{mg}{2}\right)
N = \frac{\sqrt{3} mg}{2}

3. 最終的な答え

T=mg2T = \frac{mg}{2}
N=3mg2N = \frac{\sqrt{3}mg}{2}

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