(1) 一定の速さ $1.2 \text{ m/s}$ で進む自動車の4.0秒間の移動距離 $x$ を求める。 (2) 初速度 $3.0 \text{ m/s}$ で進む物体が、3.0秒後に $-1.5 \text{ m/s}$ の速さになったときの平均の加速度を求める。 (3) ばね定数 $5.0 \text{ N/m}$ のばねに $2.0 \text{ N}$ の力を加えたときのばねの伸び $x$ を求める。 (4) 質量 $5.0 \text{ kg}$ の物体の重さを求める。ただし、重力加速度の大きさは $9.8 \text{ m/s}^2$ とする。 (5) $x-t$グラフから、時刻 $4.0 \text{ s}$ における瞬間の速さを求める。

応用数学物理運動力学加速度フックの法則グラフ
2025/5/15

1. 問題の内容

(1) 一定の速さ 1.2 m/s1.2 \text{ m/s} で進む自動車の4.0秒間の移動距離 xx を求める。
(2) 初速度 3.0 m/s3.0 \text{ m/s} で進む物体が、3.0秒後に 1.5 m/s-1.5 \text{ m/s} の速さになったときの平均の加速度を求める。
(3) ばね定数 5.0 N/m5.0 \text{ N/m} のばねに 2.0 N2.0 \text{ N} の力を加えたときのばねの伸び xx を求める。
(4) 質量 5.0 kg5.0 \text{ kg} の物体の重さを求める。ただし、重力加速度の大きさは 9.8 m/s29.8 \text{ m/s}^2 とする。
(5) xtx-tグラフから、時刻 4.0 s4.0 \text{ s} における瞬間の速さを求める。

2. 解き方の手順

(1) 移動距離は、速さ×時間で求められる。
x=v×tx = v \times t
x=1.2 m/s×4.0 s=4.8 mx = 1.2 \text{ m/s} \times 4.0 \text{ s} = 4.8 \text{ m}
(2) 平均の加速度は、速度の変化量/時間で求められる。
a=ΔvΔt=v2v1t2t1a = \frac{\Delta v}{\Delta t} = \frac{v_2 - v_1}{t_2 - t_1}
a=1.5 m/s3.0 m/s3.0 s0 s=4.5 m/s3.0 s=1.5 m/s2a = \frac{-1.5 \text{ m/s} - 3.0 \text{ m/s}}{3.0 \text{ s} - 0 \text{ s}} = \frac{-4.5 \text{ m/s}}{3.0 \text{ s}} = -1.5 \text{ m/s}^2
(3) フックの法則より、F=kxF = kx なので、x=Fkx = \frac{F}{k}
x=2.0 N5.0 N/m=0.40 mx = \frac{2.0 \text{ N}}{5.0 \text{ N/m}} = 0.40 \text{ m}
(4) 物体の重さは、質量×重力加速度で求められる。
W=mgW = mg
W=5.0 kg×9.8 m/s2=49 NW = 5.0 \text{ kg} \times 9.8 \text{ m/s}^2 = 49 \text{ N}
(5) 時刻 4.0 s4.0 \text{ s} におけるグラフの接線の傾きを求める。グラフより、接線は (2.0,0)(2.0, 0)(6.0,8.0)(6.0, 8.0) を通る。
v=ΔxΔt=8.0 m0 m6.0 s2.0 s=8.0 m4.0 s=2.0 m/sv = \frac{\Delta x}{\Delta t} = \frac{8.0 \text{ m} - 0 \text{ m}}{6.0 \text{ s} - 2.0 \text{ s}} = \frac{8.0 \text{ m}}{4.0 \text{ s}} = 2.0 \text{ m/s}

3. 最終的な答え

(1) 4.8 m4.8 \text{ m}
(2) 1.5 m/s2-1.5 \text{ m/s}^2
(3) 0.40 m0.40 \text{ m}
(4) 49 N49 \text{ N}
(5) 2.0 m/s2.0 \text{ m/s}

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