2次関数 $y = 3x^2 - 4x + 5$ の最小値を求めます。

代数学二次関数平方完成最小値放物線
2025/3/14

1. 問題の内容

2次関数 y=3x24x+5y = 3x^2 - 4x + 5 の最小値を求めます。

2. 解き方の手順

与えられた2次関数の最小値を求めるために、平方完成を行います。
まず、x2x^2 の係数で x2x^2xx の項をくくります。
y=3(x243x)+5y = 3(x^2 - \frac{4}{3}x) + 5
次に、括弧の中を平方完成します。
x243x=(x23)2(23)2=(x23)249x^2 - \frac{4}{3}x = (x - \frac{2}{3})^2 - (\frac{2}{3})^2 = (x - \frac{2}{3})^2 - \frac{4}{9}
これを元の式に代入します。
y=3((x23)249)+5y = 3((x - \frac{2}{3})^2 - \frac{4}{9}) + 5
y=3(x23)2349+5y = 3(x - \frac{2}{3})^2 - 3 \cdot \frac{4}{9} + 5
y=3(x23)243+5y = 3(x - \frac{2}{3})^2 - \frac{4}{3} + 5
y=3(x23)243+153y = 3(x - \frac{2}{3})^2 - \frac{4}{3} + \frac{15}{3}
y=3(x23)2+113y = 3(x - \frac{2}{3})^2 + \frac{11}{3}
この式は、頂点が (23,113)(\frac{2}{3}, \frac{11}{3}) で、下に凸の放物線を表しています。したがって、最小値は x=23x = \frac{2}{3} のときにとる y=113y = \frac{11}{3} です。

3. 最終的な答え

113\frac{11}{3}

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