図において、三角形EABと相似な三角形を求め、その相似比を求める。さらに、線分EAとEBの長さを求める。

幾何学相似三角形円に内接する四角形相似比
2025/3/14

1. 問題の内容

図において、三角形EABと相似な三角形を求め、その相似比を求める。さらに、線分EAとEBの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、円に内接する四角形ABCDについて考える。円に内接する四角形の対角の和は180度であるため、ADC+ABC=180\angle ADC + \angle ABC = 180^\circが成り立つ。
また、ABE\angle ABEABC\angle ABCの補角であるため、ABE=180ABC\angle ABE = 180^\circ - \angle ABCとなる。
したがって、ABE=ADC\angle ABE = \angle ADCである。
さらに、EAB=DAC\angle EAB = \angle DAC(共通の角)である。
2つの角がそれぞれ等しいことから、EABDAC\triangle EAB \sim \triangle DACとなる。
次に、相似比を求める。EAB\triangle EABDAC\triangle DACの対応する辺の比を考える。
AB=1AB = 1 cm、DC=4DC = 4 cmであることから、相似比は 1:41:4 となる。
続いて、線分EAの長さを求める。EA:DA=1:4EA:DA=1:4であり、DA=7DA=7cmより、EA=74EA=\frac{7}{4}cm
最後に、線分EBの長さを求める。EB:DC=1:4EB:DC=1:4であり、DC=4DC=4cmより、EB=DC4=44=1EB=\frac{DC}{4}=\frac{4}{4}=1cmなのでEB=1EB=1cm。

3. 最終的な答え

* EABDAC\triangle EAB \sim \triangle DAC
* 相似比 =1:4= 1:4
* EA=74EA = \frac{7}{4} cm
* EB=1EB = 1 cm

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