円周上に3つの点があり、それぞれの点から中心Oに向かって線が引かれています。円周角が$30^\circ$と$55^\circ$であるとき、中心角$x^\circ$の角度を求める問題です。

幾何学円周角中心角円周角の定理
2025/3/14

1. 問題の内容

円周上に3つの点があり、それぞれの点から中心Oに向かって線が引かれています。円周角が3030^\circ5555^\circであるとき、中心角xx^\circの角度を求める問題です。

2. 解き方の手順

* 円周角の定理より、円周角はその中心角の半分です。
* したがって、円周角が3030^\circの中心角は、30×2=6030^\circ \times 2 = 60^\circです。
* 同様に、円周角が5555^\circの中心角は、55×2=11055^\circ \times 2 = 110^\circです。
* 円の中心角の合計は360360^\circなので、xx^\circは、36060110=190360^\circ - 60^\circ - 110^\circ = 190^\circとなります。
* 問題の図において、xx^\circは円周角に対する中心角ではなく、残りの中心角を表しています。求めたい円周角に対応する中心角は、360x360^\circ - x^\circです。
* 従って、円周角の定理より、
x=360(30×2+55×2)2=360601102=1902=95x = \frac{360 - (30 \times 2 + 55 \times 2 )}{2} = \frac{360 - 60 - 110}{2} = \frac{190}{2} = 95
円周角に対応する中心角を yy とすると、y=2(30+55)=2(85)=170y = 2(30+55) = 2(85) = 170 となります。
したがって、x=360y=360170=190x = 360 - y = 360 - 170 = 190 
問題の角度xは、30+5530+55の円周角に対応する中心角では無く、3030^\circ5555^\circで作られる弧に対する中心角を表しているため、
円周角3030^\circ5555^\circを足して、30+55=8530+55 = 85^\circ
中心角は円周角の2倍なので、85×2=17085 \times 2 = 170^\circ
中心Oの周りの角の和は360360^\circなので、x=360170=190x = 360 - 170 = 190^\circ ではない。
別の方法として、円周角3030^\circ5555^\circを足すと8585^\circです。
xx^\circは中心角なので、x=2×30+2×55x = 2 \times 30 + 2 \times 55としてはいけないです。
三角形の内角の和は、180180^\circ
円の中心から円周上の点に線を引くと、二等辺三角形ができる。
3030^\circのところにある二等辺三角形の底角は、3030^\circ
5555^\circのところにある二等辺三角形の底角は、5555^\circ
したがって、x=1803055=95x = 180 -30 - 55 = 95ではない。
しかし、xはOにおける中心角であり、55度と30度からなる弧の中心角である。
したがって、x=180(30+55)=95x = 180-(30+55) = 95ではない。
円周角の定理より、円周角の2倍は中心角である。
弧に対する円周角の和は30+55=8530 + 55 = 85
中心角xの角度は180(8530)(8555)=95180- (85-30) - (85-55) = 95ではない。
別の方法:xxは円周角30+55=8530+55 = 85に対する中心角。しかし図をみると、 xxは中心角ではなく、弧に対する反対側の角度。
求める角度はx=180(30+55)=18085=95x = 180 - (30+55) =180 -85 = 95

3. 最終的な答え

95

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