(1)
1回の試行で赤玉が出る確率は 63=21である。これは反復試行の確率の問題である。 赤玉が2回以上出る確率は、赤玉が2回出る確率と赤玉が3回出る確率の和である。
赤玉が2回出る確率:
3回の試行のうち2回が赤玉である確率は、二項分布の公式を用いて計算できる。
3C2(21)2(21)3−2=3×(41)×(21)=83 赤玉が3回出る確率:
3回の試行全てが赤玉である確率は、二項分布の公式を用いて計算できる。
3C3(21)3(21)3−3=1×(81)×1=81 したがって、赤玉が2回以上出る確率は、83+81=84=21 (2)
3個の玉を同時に取り出すとき、全部で 6C3 通りの取り出し方がある。 6C3=3!3!6!=3×2×16×5×4=20 3個のうち2個が赤玉である取り出し方は、赤玉3個から2個を選び、白玉3個から1個を選ぶ組み合わせである。
赤玉2個の選び方は 3C2 通り、白玉1個の選び方は 3C1 通りである。 3C2=2!1!3!=3 3C1=1!2!3!=3 したがって、3個のうち2個が赤玉である取り出し方は 3×3=9 通りである。 求める確率は 209