確率変数Xは、0回、1回、2回のいずれかの値をとる。それぞれの確率を計算し、期待値を求める。
* X = 0 のとき(2回とも黒玉が出るとき)
1回目に黒玉が出る確率は 103。 1回目に黒玉が出たとき、2回目に黒玉が出る確率は 92。 したがって、P(X=0)=103×92=906=151 * X = 1 のとき(白玉が1回、黒玉が1回出るとき)
白玉が最初に、黒玉が次にでる確率は、107×93=9021 黒玉が最初に、白玉が次にでる確率は、103×97=9021 したがって、P(X=1)=9021+9021=9042=157 * X = 2 のとき(2回とも白玉が出るとき)
1回目に白玉が出る確率は 107。 1回目に白玉が出たとき、2回目に白玉が出る確率は 96。 したがって、P(X=2)=107×96=9042=157 確率変数Xの期待値E(X)は、以下の式で計算できる。
E(X)=0×P(X=0)+1×P(X=1)+2×P(X=2) E(X)=0×151+1×157+2×157 E(X)=0+157+1514=1521=57