三角形ABCにおいて、AB=9, BC=5, AC=6である。角Aの外角の二等分線と辺BCの延長との交点をDとする。このとき、線分BDの長さを求める。

幾何学三角形外角の二等分線の定理
2025/4/14

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=9, BC=5, AC=6である。角Aの外角の二等分線と辺BCの延長との交点をDとする。このとき、線分BDの長さを求める。

2. 解き方の手順

角Aの外角の二等分線が辺BCの延長と交わる点をDとするとき、三角形ABCにおいて、外角の二等分線の定理より、
AB:AC=BD:CDAB:AC = BD:CD
が成り立つ。
ここで、BDの長さをxとすると、CDの長さはBC+BD = 5+xとなる。
したがって、
9:6=x:(5+x)9:6 = x:(5+x)
という比例式が成り立つ。
これを解くと、
9(5+x)=6x9(5+x) = 6x
45+9x=6x45+9x=6x
3x=453x = -45
x=15x = -15
ただし、xはBDの長さであるから正の値をとるはずである。
比例式を間違えたか確認する。
AB:AC=BD:CDAB:AC = BD:CD
9:6=x:(5+x)9:6 = x:(5+x)
9(5+x)=6x9(5+x) = 6x
45+9x=6x45 + 9x = 6x
3x=453x = -45
計算はあっている。
ここで、外角の二等分線の定理は、
AB:AC=BD:CDAB:AC = BD:CD
である。CD = BC + BD = 5+x より、
9:6=x:(5+x)9:6 = x : (5+x)
したがって、
9(5+x)=6x9(5+x) = 6x
45+9x=6x45+9x=6x
3x=453x=-45
x=15x=-15
となる。
計算間違いはない。
ここで、外角の二等分線の定理において、AB > AC の場合、外角の二等分線と辺BCの延長との交点Dは辺BCの外にある。
BD:CD=AB:ACBD:CD = AB:AC
BD:(BC+BD)=AB:ACBD: (BC+BD) = AB:AC
BD=xBD = x とすると
x:(5+x)=9:6x:(5+x) = 9:6
6x=9(5+x)6x = 9(5+x)
6x=45+9x6x = 45+9x
3x=45-3x=45
x=15x = -15
これはありえない。
外角の二等分線の定理を正しく理解する必要がある。
AB = 9, AC = 6, BC = 5
BD:CD=AB:ACBD:CD = AB:AC
BD:(BC+BD)=9:6BD:(BC+BD) = 9:6
x:(5+x)=9:6x:(5+x) = 9:6
6x=9(5+x)6x = 9(5+x)
6x=45+9x6x = 45+9x
3x=45-3x = 45
x=15x=-15
これはありえない。
ここで、
CD=BC+BDCD = BC + BD が正しいか確認する。
点DはBCの延長線上にあるから、CD = BC+BD で正しい。
三角形の外角の二等分線の定理では、AB:AC = BD:CD が成り立つ。ここで、BD=x とおくと、CD = BC+BD = 5+x である。
したがって、9:6 = x:(5+x) となる。
これを解くと、6x = 9(5+x) => 6x = 45+9x => -3x = 45 => x = -15 となる。
これはありえない。
考え直すと、
AB:AC=BD:CDAB:AC = BD:CD
CD=BC±BDCD = |BC \pm BD| となる。
9:6=BD:5+BD9:6 = BD:|5+BD| となる。
3:2=BD:5+BD3:2=BD:|5+BD|
2BD=35BD2BD = 3|5-BD|
場合分けをする。
場合1: 5+BD>05+BD>0 すなわち、BD>5BD>-5 これは常に成立
2BD=3(5+BD)2BD = 3(5+BD)
2BD=15+3BD2BD=15+3BD
BD=15-BD=15
BD=15BD=-15 これは不適
場合2:5+BD<05+BD<0 これはあり得ない
そこで、AC:AB=CD:BDAC:AB=CD:BD
6:9=CD:x6:9 = CD:x
2:3=CD:x2:3=CD:x
ACAB=CDBD\frac{AC}{AB}=\frac{CD}{BD}
69=CDx\frac{6}{9}=\frac{CD}{x}
23=CDx\frac{2}{3}=\frac{CD}{x}
CD=x±5CD=x\pm 5
23=x5x\frac{2}{3}=\frac{x-5}{x}
2x=3x152x=3x-15
x=15-x=-15
x=15x=15

3. 最終的な答え

15

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