円に内接する四角形BCDEがあり、$\angle ABC = 8$, $\angle ADE = y$, $\angle BAC = 3$, $\angle DAE = 4$ が与えられているとき、$y$の値を求める問題です。

幾何学円に内接する四角形円周角の定理角度
2025/4/15

1. 問題の内容

円に内接する四角形BCDEがあり、ABC=8\angle ABC = 8, ADE=y\angle ADE = y, BAC=3\angle BAC = 3, DAE=4\angle DAE = 4 が与えられているとき、yyの値を求める問題です。

2. 解き方の手順

円に内接する四角形の性質として、対角の和は180度です。
したがって、四角形BCDEにおいて、ADE+BCE=180\angle ADE + \angle BCE = 180^{\circ}が成り立ちます。
ADE=y\angle ADE = yなので、BCE=180y\angle BCE = 180^{\circ} - y となります。
また、円周角の定理より、弧BEに対する円周角は等しいので、BCE=BDE\angle BCE = \angle BDE です。よって、BDE=180y\angle BDE = 180^{\circ} - y
BAC=3\angle BAC = 3DAE=4\angle DAE = 4より、BDE\angle BDEADE=y\angle ADE = yADB\angle ADBに分解します。
ADB=ACB=8\angle ADB = \angle ACB = 8(弧ABに対する円周角)です。
BDE=BDA+ADE\angle BDE = \angle BDA + \angle ADEより、180y=8+y180^{\circ} - y = 8 + y が成立します。
180y=8+y180 - y = 8 + y
2y=18082y = 180 - 8
2y=1722y = 172
y=86y = 86
したがって、y=86y = 86となります。

3. 最終的な答え

y = 86

「幾何学」の関連問題

正八角形の3つの頂点を結んでできる三角形のうち、正八角形と辺を共有しない三角形の個数を求める問題です。

正多角形組み合わせ三角形図形問題
2025/6/25

(1) 2次元直交座標系から2次元極座標系への変換行列 $A$ を求める。2次元極座標系での単位基底ベクトルは $\vec{e}_r = \begin{pmatrix} \cos \theta \\ ...

座標変換ベクトル線形代数行列直交座標系極座標系
2025/6/25

楕円 $4x^2 + 9y^2 = 36$ 上の点Pと直線 $4x - 3y = 24$ の距離の最小値を求め、そのときの点Pの座標を求めよ。

楕円点と直線の距離最大最小
2025/6/25

$\triangle ABC$ の重心を $G$ とするとき、$\overrightarrow{GA} + 2\overrightarrow{GB} + 3\overrightarrow{GC} = ...

ベクトル重心ベクトルの加法ベクトルの減法三角形
2025/6/25

三角形DEFの重心の位置ベクトルを、ベクトルa、ベクトルb、ベクトルcを用いて表す問題です。ただし、D, E, F の位置ベクトルがそれぞれベクトル a, ベクトル b, ベクトル c であると仮定し...

ベクトル重心三角形
2025/6/25

三角形ABCがあり、点A, B, Cの位置ベクトルはそれぞれ$\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$である。辺BC, CA, ABを2:1に内分する点をそれぞれD, E, Fとす...

ベクトル内分点空間ベクトル
2025/6/25

2点A($\vec{a}$), B($\vec{b}$) に対して、線分ABを4:3に内分する点Pと外分する点Qの位置ベクトル $\vec{p}$, $\vec{q}$をそれぞれ $\vec{a}$,...

ベクトル位置ベクトル内分点外分点線分
2025/6/25

3次元ベクトル $\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$ が与えられている。 (1) $\vec{a} = (1, 2, 0)$ の長さ $|\vec{a}|$ を求めよ。 (2...

ベクトル外積内積空間図形平面直線
2025/6/25

点Pから円に引いた2直線が円と点A, B, C, Dで交わる。CP = 13, DP = 12, AD = x, BC = y, ∠ABP = 90°, AD = 2CDであるとき、xとyの値を求める...

方べきの定理円周角直角三角形
2025/6/25

円に点Pから引いた2つの直線が点A, B, C, Dで交わっている。$CP = 13$, $DP = 12$, $AD = x$, $BC = y$, $\angle ABP = 90^\circ$,...

方べきの定理円周角の定理トレミーの定理
2025/6/25