まず、図に与えられた角度から他の角度を計算していきます。
* 下側の左の頂点にある角について、外角が 50∘ と y で表されています。また、右側の頂点において、外角は 120∘ と与えられています。これにより、内角は 180∘−120∘=60∘ となります。 * 右側にある三角形に着目します。この三角形の外角は 70∘ と 110∘ です。すると内角はそれぞれ 180∘−110∘=70∘ と 180∘−70∘=110∘となります。 しかし、これは矛盾しています。外角が70∘ですので、内角は180∘−70∘=110∘です。 三角形の内角の和は 180∘ なので、180∘−70∘−60∘=50∘ となります。 * 左側の頂点にある角について、y の補角を計算します。これは 180∘−(50∘+50∘)=80∘となります。したがって、y=180∘−50∘−80∘=50∘となります。 または、 50∘+y+50∘=180∘ ですので、y=80∘となります。 右側の小さい三角形の内角を考えると、70∘+70∘+40∘=180∘です。 * 大きな三角形に着目します。この三角形は二等辺三角形なので、x を求めるためには、底角を知る必要があります。左側の底角は 50∘ と 80∘ で構成されているため、全体では 50∘+80∘=130∘ です。右側の底角は 60∘+50∘=110∘ です。 角度が異なっているので、二等辺三角形ではありません。
左側の底角は 50∘+50∘=100∘です。 * 三角形の内角の和の性質から、
100∘+60∘+x=180∘ 160∘+x=180∘