$2\sin^2{\theta} - 3\cos{\theta} = 0$ を満たす $\theta$ の値を $0 \le \theta \le 2\pi$ の範囲で求める問題です。値の小さい方から順に解答欄に記入します。

代数学三角関数三角関数の恒等式二次方程式方程式の解法
2025/3/14

1. 問題の内容

2sin2θ3cosθ=02\sin^2{\theta} - 3\cos{\theta} = 0 を満たす θ\theta の値を 0θ2π0 \le \theta \le 2\pi の範囲で求める問題です。値の小さい方から順に解答欄に記入します。

2. 解き方の手順

まず、sin2θ\sin^2{\theta}cosθ\cos{\theta} で表します。三角関数の恒等式 sin2θ+cos2θ=1\sin^2{\theta} + \cos^2{\theta} = 1 より、sin2θ=1cos2θ\sin^2{\theta} = 1 - \cos^2{\theta} です。これを元の式に代入すると、
2(1cos2θ)3cosθ=02(1 - \cos^2{\theta}) - 3\cos{\theta} = 0
22cos2θ3cosθ=02 - 2\cos^2{\theta} - 3\cos{\theta} = 0
2cos2θ+3cosθ2=02\cos^2{\theta} + 3\cos{\theta} - 2 = 0
ここで、x=cosθx = \cos{\theta} とおくと、
2x2+3x2=02x^2 + 3x - 2 = 0
この2次方程式を解きます。因数分解すると、
(2x1)(x+2)=0(2x - 1)(x + 2) = 0
よって、x=12x = \frac{1}{2} または x=2x = -2 です。
x=cosθx = \cos{\theta} なので、cosθ=12\cos{\theta} = \frac{1}{2} または cosθ=2\cos{\theta} = -2 となります。
1cosθ1-1 \le \cos{\theta} \le 1 より、cosθ=2\cos{\theta} = -2 は解なしです。
cosθ=12\cos{\theta} = \frac{1}{2} を満たす θ\theta の値を 0θ2π0 \le \theta \le 2\pi の範囲で求めます。
cosθ=12\cos{\theta} = \frac{1}{2} となる θ\theta は、θ=π3\theta = \frac{\pi}{3}θ=5π3\theta = \frac{5\pi}{3} です。

3. 最終的な答え

したがって、θ=π3,5π3\theta = \frac{\pi}{3}, \frac{5\pi}{3} です。値の小さい順に並べると、π3,5π3\frac{\pi}{3}, \frac{5\pi}{3} となります。
(1) 1
(2) 3
(3) 5
(4) 3
θ=13π,53π\theta = \frac{1}{3}\pi, \frac{5}{3}\pi

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