(1) 定義域
平方根の中身が0以上である必要があるので、x−2≥0、つまり x≥2。よって、f(x)の定義域は x≥2 である。 (2) 導関数の計算
x>5 のとき、f(x)=(x−5)x−2 なので、 f′(x)=x−2+(x−5)2x−21=2x−22(x−2)+(x−5)=2x−23x−9=2x−23(x−3) 2<x<5 のとき、f(x)=−(x−5)x−2=(5−x)x−2 なので、 f′(x)=−x−2+(5−x)2x−21=2x−2−2(x−2)+(5−x)=2x−2−3x+9=2x−2−3(x−3) (3) f′(x) の符号変化 x>5のとき、f′(x)=2x−23(x−3)なので、f′(x)>0。 2<x<5のとき、f′(x)=2x−2−3(x−3)なので、 2<x<3ではf′(x)>0、 3<x<5ではf′(x)<0。 したがって、f′(x)は x=3 の前後で符号変化する。 (4) 極値
f′(x) の符号変化から、x=3 で極大値、x=5で極小値を取ることが予想される。 f(3)=∣3−5∣3−2=21=2 f(5)=∣5−5∣5−2=0 以上より、x=3で極大値2、x=5で極小値0をとる。 また、x>5のときf'(x)>0であるから、xが大きくなるとf(x)も大きくなる。
(解答欄を埋める)
f(x)の定義域は x≥2 である。 x>5 のとき f′(x)=2x−23(x−3)>0 2<x<5 のとき f′(x)=−2x−23(x−3) であり f′(x) は x=3 の前後で符号変化する。 をとる。