次の等式が成立することを証明する問題です。 $\frac{\cos^2 x - (-\sin^2 x)}{\cos^2 x} = \frac{1}{\cos^2 x}$

解析学三角関数恒等式証明
2025/4/16

1. 問題の内容

次の等式が成立することを証明する問題です。
cos2x(sin2x)cos2x=1cos2x\frac{\cos^2 x - (-\sin^2 x)}{\cos^2 x} = \frac{1}{\cos^2 x}

2. 解き方の手順

左辺を計算して右辺に等しくなることを示します。
左辺の分子を整理します。cos2x(sin2x)=cos2x+sin2x\cos^2 x - (-\sin^2 x) = \cos^2 x + \sin^2 xとなります。
三角関数の基本的な恒等式 cos2x+sin2x=1\cos^2 x + \sin^2 x = 1 を用いると、分子は1になります。
したがって、左辺は1cos2x\frac{1}{\cos^2 x}となります。
これは右辺と等しいので、与えられた等式は成立します。

3. 最終的な答え

cos2x(sin2x)cos2x=cos2x+sin2xcos2x=1cos2x\frac{\cos^2 x - (-\sin^2 x)}{\cos^2 x} = \frac{\cos^2 x + \sin^2 x}{\cos^2 x} = \frac{1}{\cos^2 x}
したがって、等式は成立します。

「解析学」の関連問題

$y = \frac{e^x + e^{-x}}{e^x - e^{-x}}$ の $x = \log 2$ における接線の方程式を求める問題です。ただし、接線の方程式は $y = \boxed{1}...

微分接線変曲点指数関数
2025/4/18

与えられた極限の値を求めます。問題は以下の通りです。 $\lim_{n\to\infty} \left( \frac{1}{1+\frac{1}{n-1}} \right)^n$

極限数列指数関数e
2025/4/18

与えられた極限 $\lim_{n \to \infty} (1 - \frac{1}{n})^n$ を、自然対数の底の定義 $\lim_{n \to \infty} (1 + \frac{1}{n})...

極限数列の極限自然対数の底e
2025/4/18

自然対数の底の定義 $\lim_{n \to \infty} (1+\frac{1}{n})^n = e$ を利用して、$\lim_{n \to \infty} (1-\frac{1}{n})^n$ ...

極限自然対数e数列
2025/4/18

与えられた関数 $y=2x^2+3x+5$ の導関数 $y'$ を求める問題です。また、選択肢として2つの候補 1. $y'=2x^2+3x+5$

微分導関数多項式
2025/4/18

与えられた関数 $y = \frac{1}{x^4}$ の微分を求める問題です。つまり、$\frac{dy}{dx}$ を求めます。

微分関数の微分べき関数
2025/4/18

与えられた無限級数 $\sum_{n=1}^{\infty} \frac{1}{(-5)^n}$ の収束・発散を調べ、収束する場合はその和を求めます。

無限級数等比級数収束発散級数の和
2025/4/18

与えられた関数 $y = x\sqrt{x}$ の微分を求める問題です。

微分関数の微分べき乗の微分ルート
2025/4/18

無限級数 $\sum_{n=1}^{\infty} \frac{1}{(-5)^n}$ の収束・発散を調べ、収束する場合はその和を求める。

無限級数等比級数収束発散
2025/4/18

与えられた関数 $e^{-3t} \frac{d}{dt} \{e^{3t}(\sin{3t} + \cos{3t})\}$ の微分を計算します。

微分指数関数三角関数積の微分
2025/4/18