ある放物線をx軸方向に2、y軸方向に-3だけ平行移動し、さらにx軸に関して対称移動したとき、放物線 $y = -2x^2 - 3x + 4$ になった。もとの放物線の方程式を求めよ。

代数学放物線平行移動対称移動二次関数関数
2025/4/17

1. 問題の内容

ある放物線をx軸方向に2、y軸方向に-3だけ平行移動し、さらにx軸に関して対称移動したとき、放物線 y=2x23x+4y = -2x^2 - 3x + 4 になった。もとの放物線の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、x軸に関して対称移動する前の放物線の方程式を求める。x軸に関して対称移動するということは、yyy-y で置き換えることなので、
y=2x23x+4-y = -2x^2 - 3x + 4
y=2x2+3x4y = 2x^2 + 3x - 4
次に、平行移動する前の放物線の方程式を求める。x軸方向に2、y軸方向に-3だけ平行移動するということは、平行移動する前の放物線の方程式を y=f(x)y = f(x) とおくと、移動後の放物線の方程式は y+3=f(x2)y + 3 = f(x-2) と表せる。よって、平行移動する前の放物線の方程式を求めるには、xxx+2x+2yyy3y-3 で置き換えれば良い。
y3=2(x+2)2+3(x+2)4y - 3 = 2(x+2)^2 + 3(x+2) - 4
y=2(x2+4x+4)+3x+64+3y = 2(x^2 + 4x + 4) + 3x + 6 - 4 + 3
y=2x2+8x+8+3x+5y = 2x^2 + 8x + 8 + 3x + 5
y=2x2+11x+13y = 2x^2 + 11x + 13

3. 最終的な答え

y=2x2+11x+13y = 2x^2 + 11x + 13