40以下の自然数の中で、3の倍数の集合をA、4の倍数の集合をBとするとき、以下の集合の要素の個数を求めます。 (1) $n(A)$ (2) $n(\overline{A})$ (3) $n(A \cap B)$ (4) $n(A \cup B)$

算数集合倍数要素数
2025/4/18

1. 問題の内容

40以下の自然数の中で、3の倍数の集合をA、4の倍数の集合をBとするとき、以下の集合の要素の個数を求めます。
(1) n(A)n(A)
(2) n(A)n(\overline{A})
(3) n(AB)n(A \cap B)
(4) n(AB)n(A \cup B)

2. 解き方の手順

(1) n(A)n(A)(3の倍数の個数):
40以下の3の倍数は、3, 6, 9, ..., 39 です。39 ÷ 3 = 13 なので、n(A)=13n(A) = 13 です。
(2) n(A)n(\overline{A})(3の倍数でない数の個数):
40以下の自然数は1から40まで40個あります。3の倍数でない数の個数は、40 - 13 = 27 なので、n(A)=27n(\overline{A}) = 27 です。
(3) n(AB)n(A \cap B)(3の倍数かつ4の倍数の個数):
3の倍数かつ4の倍数は、3と4の最小公倍数である12の倍数です。40以下の12の倍数は、12, 24, 36 です。したがって、n(AB)=3n(A \cap B) = 3 です。
(4) n(AB)n(A \cup B)(3の倍数または4の倍数の個数):
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B) で計算できます。
n(A)=13n(A) = 13 (3の倍数の個数)
n(B)n(B)(4の倍数の個数):40 ÷ 4 = 10 なので、n(B)=10n(B) = 10
n(AB)=3n(A \cap B) = 3 (12の倍数の個数)
よって、n(AB)=13+103=20n(A \cup B) = 13 + 10 - 3 = 20 です。

3. 最終的な答え

(1) n(A)=13n(A) = 13
(2) n(A)=27n(\overline{A}) = 27
(3) n(AB)=3n(A \cap B) = 3
(4) n(AB)=20n(A \cup B) = 20

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