$x-t$グラフが与えられたとき、物体の速度$v$と加速度$a$の時間変化の概形をグラフで示せ。$x$座標の各頂点付近は滑らかに変化し、頂点間は直線的である。

応用数学物理運動グラフ速度加速度
2025/4/18

1. 問題の内容

xtx-tグラフが与えられたとき、物体の速度vvと加速度aaの時間変化の概形をグラフで示せ。xx座標の各頂点付近は滑らかに変化し、頂点間は直線的である。

2. 解き方の手順

(1) xtx-tグラフからvtv-tグラフを導出する。vvxtx-tグラフの傾きに相当する。
- 0<t<t1/20 < t < t_1/2の区間では、xxは減少し、傾きは負。したがって、v<0v<0
- t1/2<t<t1t_1/2 < t < t_1の区間では、xxは増加し、傾きは正。したがって、v>0v>0
- t=t1/2t = t_1/2で傾きは0、したがってv=0v=0
- t=t1t = t_1で傾きは0、したがってv=0v=0
- xtx-tグラフの直線部分は、vtv-tグラフでは一定値として表される。
- したがって、vtv-tグラフは、t1/2t_1/2t1t_1tt軸と交わる直線となる。
(2) vtv-tグラフからata-tグラフを導出する。aavtv-tグラフの傾きに相当する。
- 0<t<t1/20 < t < t_1/2の区間では、vvは直線的に増加し、傾きは正。したがって、a>0a>0
- t1/2<t<t1t_1/2 < t < t_1の区間では、vvは直線的に増加し、傾きは正。したがって、a>0a>0
- ata-tグラフは、vtv-tグラフの傾きを表すので、vtv-tグラフが直線であれば、ata-tグラフは一定値となる。
- したがって、ata-tグラフは、0<t<t10 < t < t_1の区間で正の一定値をとる。

3. 最終的な答え

答えはグラフで表現されるため、テキストで直接表現するのは難しいです。しかし、vtv-tグラフは、t1/2t_1/2t1t_1tt軸と交わる折れ線グラフで、ata-tグラフは、0<t<t10 < t < t_1の区間で正の一定値をとる水平線となります。

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