問題は集合AとBが与えられたとき、それらの共通部分$A \cap B$と和集合$A \cup B$を求める問題です。 (1)では、集合$A = \{1, 3, 5, 7\}$と$B = \{0, 1, 2, 3\}$が与えられています。 (2)では、集合Aは18の正の約数、集合Bは27の正の約数として定義されています。

離散数学集合共通部分和集合約数
2025/4/18

1. 問題の内容

問題は集合AとBが与えられたとき、それらの共通部分ABA \cap Bと和集合ABA \cup Bを求める問題です。
(1)では、集合A={1,3,5,7}A = \{1, 3, 5, 7\}B={0,1,2,3}B = \{0, 1, 2, 3\}が与えられています。
(2)では、集合Aは18の正の約数、集合Bは27の正の約数として定義されています。

2. 解き方の手順

(1)
共通部分ABA \cap Bは、AとBの両方に含まれる要素を集めた集合です。
和集合ABA \cup Bは、AまたはBに含まれる要素すべてを集めた集合です。
(2)
まず、集合AとBを要素を書き出す形で表現します。
18の正の約数は1, 2, 3, 6, 9, 18なので、A={1,2,3,6,9,18}A = \{1, 2, 3, 6, 9, 18\}となります。
27の正の約数は1, 3, 9, 27なので、B={1,3,9,27}B = \{1, 3, 9, 27\}となります。
その後、共通部分ABA \cap Bと和集合ABA \cup Bを(1)と同様に求めます。

3. 最終的な答え

(1)
AB={1,3}A \cap B = \{1, 3\}
AB={0,1,2,3,5,7}A \cup B = \{0, 1, 2, 3, 5, 7\}
(2)
A={1,2,3,6,9,18}A = \{1, 2, 3, 6, 9, 18\}
B={1,3,9,27}B = \{1, 3, 9, 27\}
AB={1,3,9}A \cap B = \{1, 3, 9\}
AB={1,2,3,6,9,18,27}A \cup B = \{1, 2, 3, 6, 9, 18, 27\}

「離散数学」の関連問題

与えられた集合の部分集合をすべて求める問題です。具体的には、(1) $\{5, 10\}$ と (2) $\{a, b, c, d\}$ の部分集合をそれぞれ求めます。今回は(2)の問題$\{a, b...

集合部分集合組み合わせ
2025/5/13

全体集合 $U = \{1, 2, 3, 4, 5, 6\}$、部分集合 $A = \{1, 2, 3\}$、 $B = \{3, 6\}$ が与えられたとき、次の集合を求める問題です。 (1) $\...

集合集合演算補集合共通部分和集合
2025/5/13

集合 $B = \{x | x \text{ は } 2x \leq 8 \text{ を満たす自然数}\}$ について、その部分集合をすべて書き出す問題です。

集合部分集合要素集合の列挙
2025/5/13

全体集合 $U$ を10以下の自然数全体の集合とし、部分集合 $A = \{2, 3, 6, 8, 9\}$、$B = \{1, 3, 5, 8\}$ が与えられたとき、以下の集合を要素を書き並べて表...

集合集合演算補集合共通部分和集合
2025/5/13

問題は集合 $A$ と $B$ の共通部分 $A \cap B$ の補集合、つまり $\overline{A \cap B}$ を求めることです。

集合集合演算補集合ド・モルガンの法則
2025/5/13

全体集合をUとし、U = {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10}とする。 集合B = {2, 4, 6, 8, 9, 10}とする。 集合Aが与えられたとき、集合Aとして適切な...

集合集合演算補集合共通部分集合論
2025/5/13

全体集合Uとその部分集合A, Bについて、n(U) = 60, n(A) = 30, n(B) = 25である。このとき、次の集合の要素数の最大値と最小値を求めよ。 (1) $n(A \cap B)$...

集合集合の要素数最大値最小値
2025/5/13

与えられたブール代数の式を証明する問題です。以下の5つの式を証明します。 (1) $AB + \overline{B} = A + \overline{B}$ (2) $(A+B)(\overline...

ブール代数論理式論理演算証明
2025/5/13

問題は、集合$A$と$B$の和集合$A \cup B$の要素の個数$n(A \cup B)$を求める公式を完成させる問題です。 (1) 一般の場合 (2) $A \cap B = \emptyset$...

集合集合の要素数和集合共通部分
2025/5/12

9個の要素を持つ集合Aの部分集合の総数を求める。さらに、Aの2つの特定の要素を含むAの部分集合の総数を求める。

集合部分集合組み合わせ
2025/5/12