実数 $a, b$ について、命題A「$a+b > 12$ ならば $a > 6$ または $b > 6$ である」の逆、裏、対偶をそれぞれ選択肢の中から選ぶ問題です。

代数学論理命題対偶不等式
2025/4/18

1. 問題の内容

実数 a,ba, b について、命題A「a+b>12a+b > 12 ならば a>6a > 6 または b>6b > 6 である」の逆、裏、対偶をそれぞれ選択肢の中から選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた命題を p    qp \implies q の形で表します。
ここで、pp は "a+b>12a+b > 12"、qq は "a>6a > 6 または b>6b > 6" です。
* **逆**: q    pq \implies p
a>6a > 6 または b>6b > 6 ならば a+b>12a+b > 12 である。これは選択肢の3です。
* **裏**: ¬p    ¬q\lnot p \implies \lnot q
¬p\lnot p は "a+b12a+b \le 12" であり、¬q\lnot q は "a6a \le 6 かつ b6b \le 6" です。
したがって、裏は "a+b12a+b \le 12 ならば a6a \le 6 かつ b6b \le 6 である"。これは選択肢の2です。
* **対偶**: ¬q    ¬p\lnot q \implies \lnot p
¬q\lnot q は "a6a \le 6 かつ b6b \le 6" であり、¬p\lnot p は "a+b12a+b \le 12" です。
したがって、対偶は "a6a \le 6 かつ b6b \le 6 ならば a+b12a+b \le 12 である"。これは選択肢の1です。

3. 最終的な答え

逆: 3
裏: 2
対偶: 1

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