(1) x2+y2+4x=0 の場合 円の方程式の一般形は (x−a)2+(y−b)2=r2 です。与えられた式をこの形に変形します。 x2+4x+y2=0 (x2+4x+4)+y2=4 (x+2)2+(y−0)2=22 したがって、中心は (−2,0)、半径は 2 です。 (2) x2+y2−4x+2y+4=0 の場合 同様に、与えられた式を変形します。
x2−4x+y2+2y=−4 (x2−4x+4)+(y2+2y+1)=−4+4+1 (x−2)2+(y+1)2=12 したがって、中心は (2,−1)、半径は 1 です。 (3) 中心 (−2,3), 半径 4 の場合 円の方程式は (x−a)2+(y−b)2=r2 であり、中心 (a,b)、半径 r が与えられています。 (x−(−2))2+(y−3)2=42 (x+2)2+(y−3)2=16 (4) 中心 (−3,2), 点 (1,−1) を通る場合 円の方程式は (x+3)2+(y−2)2=r2 の形になります。 点 (1,−1) を通るので、この座標を代入して r2 を求めます。 (1+3)2+(−1−2)2=r2 42+(−3)2=r2 16+9=r2 したがって、円の方程式は (x+3)2+(y−2)2=25 です。 (5) 中心 (−1,−2), x 軸に接する場合 中心から x 軸までの距離が半径になります。中心の y 座標の絶対値が半径に等しいので、r=∣−2∣=2 です。 したがって、円の方程式は (x+1)2+(y+2)2=4 です。 (6) (2,5),(0,−1) を直径の両端に持つ場合 中心は2点の座標の中点なので、中心の座標は (22+0,25+(−1))=(1,2) です。 半径は中心と片方の点との距離なので、r=(2−1)2+(5−2)2=1+9=10 です。 円の方程式は (x−1)2+(y−2)2=10 です。 (7) (0, 4), (0, 0), (-1, 5) を通る場合
円の方程式を x2+y2+ax+by+c=0 とおき、各点の座標を代入します。 (0, 4): 16+4b+c=0 (-1, 5): 1+25−a+5b+c=0 c=0 なので、16+4b=0⟹b=−4。 26−a+5b=0⟹26−a−20=0⟹a=6。 円の方程式は x2+y2+6x−4y=0 です。 (8) (2, 1) を通り、x軸およびy軸に接する場合
中心の座標は (r,r) と表せるため、円の方程式は (x−r)2+(y−r)2=r2 となる。点 (2,1) を代入すると、 (2−r)2+(1−r)2=r2 4−4r+r2+1−2r+r2=r2 r2−6r+5=0 (r−1)(r−5)=0 円の方程式は (x−1)2+(y−1)2=1 および (x−5)2+(y−5)2=25 です。 (9) x2+y2=5,x−2y+3=0 の場合 x=2y−3 を x2+y2=5 に代入します。 (2y−3)2+y2=5 4y2−12y+9+y2=5 5y2−12y+4=0 判別式 D=(−12)2−4⋅5⋅4=144−80=64>0 より、2点で交わる。 (10) x2+6x+y2+2y+6=0,y=−x の場合 y=−x を x2+6x+y2+2y+6=0 に代入します。 x2+6x+(−x)2+2(−x)+6=0 x2+6x+x2−2x+6=0 2x2+4x+6=0 x2+2x+3=0 判別式 D=22−4⋅1⋅3=4−12=−8<0 より、交わらない。