連続する3つの整数の和が3の倍数になる理由を説明する問題です。

数論整数の性質倍数証明
2025/4/20

1. 問題の内容

連続する3つの整数の和が3の倍数になる理由を説明する問題です。

2. 解き方の手順

* 連続する3つの整数を文字を使って表します。
例えば、nn を整数とすると、連続する3つの整数は n,n+1,n+2n, n+1, n+2 と表すことができます。
* これらの和を計算します。
n+(n+1)+(n+2)n + (n+1) + (n+2)
* 和を整理します。
n+(n+1)+(n+2)=3n+3n + (n+1) + (n+2) = 3n + 3
* 整理した式を、3の倍数であることを示す形に変形します。
3n+3=3(n+1)3n + 3 = 3(n+1)
* n+1n+1 は整数なので、3(n+1)3(n+1) は3の倍数であることが分かります。

3. 最終的な答え

連続する3つの整数を n,n+1,n+2n, n+1, n+2 とすると、それらの和は n+(n+1)+(n+2)=3n+3=3(n+1)n + (n+1) + (n+2) = 3n + 3 = 3(n+1) となります。n+1n+1 は整数なので、3(n+1)3(n+1) は3の倍数です。したがって、連続する3つの整数の和は3の倍数になります。

「数論」の関連問題

自然数の列を、第n群に$2^{n-1}$個の数が入るように群に分ける。 (1) 第n群の最初の数をnの式で表す。 (2) 第n群に入るすべての数の和Sを求める。

数列等比数列等差数列群数列和の計算
2025/6/7

整数 $x$ について、命題「$x$ が 6 の倍数ならば、$x$ は 2 の倍数である」が真であるか偽であるかを判定する。

倍数整数の性質命題真偽
2025/6/7

与えられた3つの数について、それぞれの正の約数の個数と、その約数の総和を求める問題です。 (1) $5 \cdot 2^3$ (2) $108$ (3) $540$

約数素因数分解約数の個数約数の総和
2025/6/7

整数 $n$ について、$n^2$ が 3 の倍数ならば、$n$ も 3 の倍数であることを証明する。

整数の性質倍数背理法証明
2025/6/7

与えられた情報から、群数列の第 $n$ 群の最初の項が $n^2 - n + 1$ であることが導出される過程を確認し、それが $n=1$ の場合にも成り立つことを確認する。

群数列数列数学的帰納法
2025/6/6

整数 $n$ について、$n^2$ が3の倍数ならば、$n$ も3の倍数であることを証明する。

整数の性質倍数証明背理法
2025/6/6

整数 $n$ について、$n^2$ が奇数ならば、$n$ が奇数であることを証明するために、その対偶である「$n$が偶数ならば、$n^2$は偶数である」を証明する穴埋め問題です。

整数対偶証明偶数奇数
2025/6/6

正の整数 $a, b, c$ に対して、$M = 3^a + 3^b + 3^c + 1$ とする。 (1) $a < b = c \le 10$ を満たす $a, b, c$ の組で、$M$ が立方...

整数の性質べき乗立方数方程式
2025/6/6

自然数の列がいくつかの群に分けられている。第 $n$ 群には $2^{n-1}$ 個の数が入る。 (1) $n \ge 2$ のとき、第 $n$ 群の最初の数を $n$ の式で表す。 (2) 第 $n...

数列等比数列等差数列自然数
2025/6/6

$a_1, a_2, a_3, a_4, a_5$は正の整数で、$a_1 < a_2 < a_3 < a_4 < a_5$とする。 2つの集合$A = \{a_1, a_2, a_3, a_4, a_...

集合整数の性質方程式場合分け
2025/6/6