50mのプールで200m泳ぐのに、兄は2分30秒、弟は3分45秒かかる。兄と弟が同時にスタートし、400m泳ぐとき、兄が初めて弟と並ぶのは、スタートしてから何分何秒後か求める。

応用数学速さ距離時間方程式文章問題
2025/3/16

1. 問題の内容

50mのプールで200m泳ぐのに、兄は2分30秒、弟は3分45秒かかる。兄と弟が同時にスタートし、400m泳ぐとき、兄が初めて弟と並ぶのは、スタートしてから何分何秒後か求める。

2. 解き方の手順

まず、兄と弟が50m泳ぐのにかかる時間を計算する。
兄:2分30秒 = 150秒で200mなので、50m泳ぐのにかかる時間は 150/4=37.5150/4 = 37.5
弟:3分45秒 = 225秒で200mなので、50m泳ぐのにかかる時間は 225/4=56.25225/4 = 56.25
次に、400m泳ぐのにかかる時間を計算する。
兄:37.5×8=30037.5 \times 8 = 300
弟:56.25×8=45056.25 \times 8 = 450
兄が弟を追い抜く時間を求める。
兄と弟の速さの差を考える。単位時間あたりの距離の差を考えると、ここでは1秒あたりという考え方ではなく、400m泳ぐ時間を基準に考える。
兄は400m泳ぐのに300秒かかるのに対し、弟は450秒かかる。つまり、兄は弟より150秒早く400m泳ぎ終える。
兄が初めて弟と並ぶのは、兄が弟を1周追い抜いた時である。
兄が1周400mを終えた時点では、弟はまだ400mを泳ぎ終えていない。
兄が400mを泳ぐ間に弟が泳いだ距離を求める。
300秒で兄は400m泳ぎ、弟は450秒で400m泳ぐ。
したがって、300秒で弟は 400×(300/450)=400×(2/3)=800/3400 \times (300/450) = 400 \times (2/3) = 800/3 m泳ぐ。
兄が弟を初めて追い抜くのは、弟がどれだけ泳いだ時点で、兄との差が400mになるかを考える。
兄と弟の時間の差が150秒であることを利用する。
兄がtt秒でxxm泳ぎ、弟がtt秒でx400x - 400m泳いだとすると、
x/(400/300)=tx / (400/300) = t
(x400)/(400/450)=t(x-400) / (400/450) = t
なので、
x/(4/3)=(x400)/(4/4.5)x / (4/3) = (x-400) / (4/4.5)
x×(3/4)=(x400)×(4.5/4)x \times (3/4) = (x-400) \times (4.5/4)
x×(3/4)=(x400)×(9/8)x \times (3/4) = (x-400) \times (9/8)
x×6=(x400)×9x \times 6 = (x-400) \times 9
6x=9x36006x = 9x - 3600
3x=36003x = 3600
x=1200x = 1200
したがって、兄が1200m泳いだ時に初めて弟と並ぶ。
兄は400mを300秒で泳ぐので、1200m泳ぐには 300×3=900300 \times 3 = 900秒かかる。
900秒は、15分である。

3. 最終的な答え

15 分 0 秒

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