1から6の数字が書かれたカードがあり、それぞれのカードは赤、青、緑、黒のいずれかの色で塗られています。カードの色と数字に関して、いくつかの条件が与えられています。これらの条件と、「黒のカードの数字が2枚とも緑のカードの数字より大きい」という条件が追加されたとき、選択肢の中から必ず正しいといえるものを選ぶ問題です。

離散数学組み合わせ論理条件
2025/4/20

1. 問題の内容

1から6の数字が書かれたカードがあり、それぞれのカードは赤、青、緑、黒のいずれかの色で塗られています。カードの色と数字に関して、いくつかの条件が与えられています。これらの条件と、「黒のカードの数字が2枚とも緑のカードの数字より大きい」という条件が追加されたとき、選択肢の中から必ず正しいといえるものを選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

まず与えられた条件を整理します。
* 緑と赤は1枚ずつ、黒と青は2枚ずつ
* 緑 > 赤
* 青は偶数
* 奇数のカードに黒は1枚
* 青のうち1枚と赤は連続する
* 黒 > 緑 (2枚とも)
選択肢を一つずつ検討します。
* ア: 青のカードの数字は2枚とも緑より大きい。
青の数字が必ず緑より大きいとは限りません。黒が2枚とも緑より大きくても、青と緑の関係は不明です。
* イ: 4のカードは青である。
青は偶数であるため、あり得ます。しかし、黒が緑より大きいため、緑は5と6にはなりません。緑は3以下でなければなりません。さらに、赤は緑より小さいため、赤は1または2です。もし赤が2であれば、青の1枚は3でなければなりませんが、これは青が偶数であるという条件に反します。したがって、赤は1であり、青の1枚は2です。もし4が青でなかったら、もう1枚の青は6であり、黒は5と6です。しかし奇数である5に黒はありえないので、4のカードは青です。
* ウ: 青のカードの数字は2枚とも緑より小さい。
これはありえません。黒が緑より大きいため、青が必ず緑より小さいとは限りません。
* エ: 5のカードは黒である。
奇数のカードに黒は1枚しかありません。5に黒があることはありえますが、必ずそうとは限りません。
* オ: 6のカードは黒である。
6に黒があることはありえますが、必ずそうとは限りません。
上記考察より、イが必ず正しいと言えます。

3. 最終的な答え

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