問題は全部で7問あります。それぞれの問題は、組み合わせや順列の数え上げに関するものです。 (2) 12人から3人の委員を選ぶ場合の数と、班長、副班長、会計を選ぶ場合の数を求めます。 (3) 15人から3人の委員を選ぶ場合の数と、委員長、副委員長、書記を選ぶ場合の数を求めます。 (4) 12種類のお菓子から10種類を選ぶ場合の数を求めます。 (5) 41人から39人を選ぶ場合の数を求めます。 (6) 10人が総当たり戦を行う場合の試合数を求めます。 (7) 15チームが総当たり戦を行う場合の試合数を求めます。

離散数学組み合わせ順列場合の数総当たり戦二項係数
2025/7/17

1. 問題の内容

問題は全部で7問あります。それぞれの問題は、組み合わせや順列の数え上げに関するものです。
(2) 12人から3人の委員を選ぶ場合の数と、班長、副班長、会計を選ぶ場合の数を求めます。
(3) 15人から3人の委員を選ぶ場合の数と、委員長、副委員長、書記を選ぶ場合の数を求めます。
(4) 12種類のお菓子から10種類を選ぶ場合の数を求めます。
(5) 41人から39人を選ぶ場合の数を求めます。
(6) 10人が総当たり戦を行う場合の試合数を求めます。
(7) 15チームが総当たり戦を行う場合の試合数を求めます。

2. 解き方の手順

(2)
① 3人の委員を選ぶ場合:これは組み合わせの問題なので、12人から3人を選ぶ組み合わせを計算します。
組み合わせの公式は C(n,k)=n!k!(nk)!C(n, k) = \frac{n!}{k!(n-k)!} です。
C(12,3)=12!3!9!=12×11×103×2×1=220C(12, 3) = \frac{12!}{3!9!} = \frac{12 \times 11 \times 10}{3 \times 2 \times 1} = 220
② 班長、副班長、会計を選ぶ場合:これは順列の問題です。
まず班長を選び、次に副班長、最後に会計を選びます。
班長の選び方は12通り、副班長の選び方は11通り、会計の選び方は10通りなので、12×11×10=132012 \times 11 \times 10 = 1320
(3)
① 3人の委員を選ぶ場合:組み合わせの問題です。
C(15,3)=15!3!12!=15×14×133×2×1=455C(15, 3) = \frac{15!}{3!12!} = \frac{15 \times 14 \times 13}{3 \times 2 \times 1} = 455
② 委員長、副委員長、書記を選ぶ場合:順列の問題です。
委員長の選び方は15通り、副委員長の選び方は14通り、書記の選び方は13通りなので、15×14×13=273015 \times 14 \times 13 = 2730
(4) 12種類から10種類を選ぶ組み合わせは、C(12,10)C(12, 10) で計算できます。
C(12,10)=12!10!2!=12×112×1=66C(12, 10) = \frac{12!}{10!2!} = \frac{12 \times 11}{2 \times 1} = 66
また、選ばない2種類を選ぶと考えて、C(12,2)C(12,2)を計算しても同じ結果になります。
(5) 41人から39人を選ぶ組み合わせは、C(41,39)C(41, 39) で計算できます。
C(41,39)=41!39!2!=41×402×1=820C(41, 39) = \frac{41!}{39!2!} = \frac{41 \times 40}{2 \times 1} = 820
また、選ばない2人を選ぶと考えて、C(41,2)C(41,2)を計算しても同じ結果になります。
(6) 10人が総当たり戦を行う場合、試合数は10人から2人を選ぶ組み合わせで計算できます。
C(10,2)=10!2!8!=10×92×1=45C(10, 2) = \frac{10!}{2!8!} = \frac{10 \times 9}{2 \times 1} = 45
(7) 15チームが総当たり戦を行う場合、試合数は15チームから2チームを選ぶ組み合わせで計算できます。
C(15,2)=15!2!13!=15×142×1=105C(15, 2) = \frac{15!}{2!13!} = \frac{15 \times 14}{2 \times 1} = 105

3. 最終的な答え

(2) ① 220通り ② 1320通り
(3) ① 455通り ② 2730通り
(4) 66通り
(5) 820通り
(6) 45試合
(7) 105試合

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