X, Y, Zの3人でじゃんけんをする。1回目でXとYが勝ち残り、2回目でXとYがじゃんけんをしてXが勝つ確率を求める。

確率論・統計学確率じゃんけん条件付き確率
2025/3/16

1. 問題の内容

X, Y, Zの3人でじゃんけんをする。1回目でXとYが勝ち残り、2回目でXとYがじゃんけんをしてXが勝つ確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、1回目のじゃんけんでXとYが勝ち残る確率を計算する。3人じゃんけんで、XとYが勝ち残るパターンは以下の通り。
* XとYがグー、Zがチョキ
* XとYがチョキ、Zがパー
* XとYがパー、Zがグー
* XとYが同じ手を出し、Zが負ける
3人それぞれの出し方は3通りなので、全体の場合の数は 3×3×3=273 \times 3 \times 3 = 27 通り。
XとYが同じ手を出し、Zが負ける場合は、例えばX,Yがグーなら、Zがチョキ。X,YがチョキならZがパー。X,YがパーならZがグー。つまり、3通り。
XとYが勝ち残るパターンは上記の3パターンとXとYが同じ手を出し、Zが負ける3パターンがあるので、合計6通り。
よって、1回目のじゃんけんでXとYが勝ち残る確率は 627=29\frac{6}{27} = \frac{2}{9}
次に、2回目のじゃんけんでXが勝つ確率を計算する。XとYの2人でじゃんけんをする場合、Xの出し方は3通り、Yの出し方も3通りなので、全体の場合の数は 3×3=93 \times 3 = 9 通り。
Xが勝つパターンは以下の通り。
* Xがグー、Yがチョキ
* Xがチョキ、Yがパー
* Xがパー、Yがグー
よって、Xが勝つパターンは3通りなので、Xが勝つ確率は 39=13\frac{3}{9} = \frac{1}{3}
したがって、求める確率は、1回目のじゃんけんでXとYが勝ち残り、かつ2回目のじゃんけんでXが勝つ確率なので、それぞれの確率を掛けて、 29×13=227\frac{2}{9} \times \frac{1}{3} = \frac{2}{27}
しかし、問題文は「1回目でXとYが勝ち残り」という条件のもとで、「2回目のXとYのじゃんけんでXが勝つ確率」を聞いているので、13\frac{1}{3} が答えとなる。

3. 最終的な答え

1 / 3

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