三角形ABCの内部の点Pについて、$2\vec{AP} + 2\vec{BP} + 3\vec{CP} = \vec{0}$が成り立つ。このとき$\vec{AP}$を$\vec{AB}$と$\vec{AC}$を用いて表し、さらに直線CPと直線ABとの交点をQとして、$\vec{AQ} = k\vec{AB}$とするとき、$k$の値を求める。
2025/3/17
1. 問題の内容
三角形ABCの内部の点Pについて、が成り立つ。このときをとを用いて表し、さらに直線CPと直線ABとの交点をQとして、とするとき、の値を求める。
2. 解き方の手順
まず、をとを用いて表す。
を変形する。
次に、直線CPと直線ABとの交点をQとして、とするとき、の値を求める。
点Qは直線CP上にあるので、ある実数を用いて、と表せる。
また、点Qは直線AB上にあるので、となる実数が存在する。
と比較すると、
かつ