図に示す回路のA-B間の合成抵抗が$8 \Omega$の場合、抵抗$r$の値を求める問題です。配線の抵抗は無視できるものとします。

応用数学電気回路抵抗合成抵抗直列接続並列接続
2025/4/22

1. 問題の内容

図に示す回路のA-B間の合成抵抗が8Ω8 \Omegaの場合、抵抗rrの値を求める問題です。配線の抵抗は無視できるものとします。

2. 解き方の手順

まず、回路を整理します。
上側の抵抗8Ω8 \Omega16Ω16 \Omegaは直列に接続されています。
下側の抵抗13Ω13 \Omegarrも直列に接続されています。
これらの直列接続された抵抗同士が並列に接続されています。
最後に、4Ω4 \Omegaが直列に接続されています。
上側の直列抵抗の合成抵抗をR1R_1とすると、
R1=8+16=24ΩR_1 = 8 + 16 = 24 \Omega
下側の直列抵抗の合成抵抗をR2R_2とすると、
R2=13+rR_2 = 13 + r
R1R_1R2R_2の並列合成抵抗をR並列R_{並列}とすると、
R並列=R1×R2R1+R2=24(13+r)24+(13+r)=24(13+r)37+rR_{並列} = \frac{R_1 \times R_2}{R_1 + R_2} = \frac{24(13 + r)}{24 + (13 + r)} = \frac{24(13 + r)}{37 + r}
A-B間の合成抵抗は、R並列R_{並列}4Ω4 \Omegaの直列接続なので、
RAB=R並列+4=24(13+r)37+r+4R_{AB} = R_{並列} + 4 = \frac{24(13 + r)}{37 + r} + 4
問題文より、RAB=8ΩR_{AB} = 8 \Omegaなので、
8=24(13+r)37+r+48 = \frac{24(13 + r)}{37 + r} + 4
4=24(13+r)37+r4 = \frac{24(13 + r)}{37 + r}
4(37+r)=24(13+r)4(37 + r) = 24(13 + r)
148+4r=312+24r148 + 4r = 312 + 24r
20r=16420r = -164
r=8.2r = -8.2
計算が間違っているようなので、もう一度解きます。
RAB=R並列+4R_{AB} = R_{並列} + 4なので、
8=24(13+r)37+r+48 = \frac{24(13+r)}{37+r} + 4
4=24(13+r)37+r4 = \frac{24(13+r)}{37+r}
4(37+r)=24(13+r)4(37+r) = 24(13+r)
148+4r=312+24r148 + 4r = 312 + 24r
164=20r-164 = 20r
r=8.2Ωr = -8.2 \Omega
rがマイナスになることはないので問題の設定がおかしい可能性があります。もし問題が正しいとすると選択肢の中に答えはありません。
仮に48Ωの抵抗が4Ωだったとしたら答えが変わります。
その場合:
8=24(13+r)37+r+48 = \frac{24(13+r)}{37+r} + 4となり、
8Ω=(8Ω+16Ω)×(13Ω+rΩ)(8Ω+16Ω)+(13Ω+rΩ)+4Ω8 \Omega = \frac{(8 \Omega + 16 \Omega) \times (13 \Omega + r \Omega)}{(8 \Omega + 16 \Omega) + (13 \Omega + r \Omega)} + 4 \Omega
4Ω=24Ω×(13Ω+rΩ)37Ω+rΩ4 \Omega = \frac{24 \Omega \times (13 \Omega + r \Omega)}{37 \Omega + r \Omega}
4Ω×(37Ω+rΩ)=24Ω×(13Ω+rΩ)4 \Omega \times (37 \Omega + r \Omega) = 24 \Omega \times (13 \Omega + r \Omega)
148+4r=312+24r148 + 4r = 312 + 24r
164=20r-164 = 20r
r=8.2r = -8.2
問題文の8Ω8 \Omegaがもし80Ω80 \Omegaだったとしたら?
80=24(13+r)37+r+4880 = \frac{24(13+r)}{37+r} + 48
32=24(13+r)37+r32 = \frac{24(13+r)}{37+r}
32(37+r)=24(13+r)32(37+r) = 24(13+r)
1184+32r=312+24r1184+32r = 312+24r
8r=8728r = -872
r=109r = -109
図を見ると、48Ωの抵抗が4Ωの間違いだと考えられます。それでもrの値は負になるので、問題自体がおかしいと判断せざるを得ません。
あるいは、問題文に記載されている「図に示すA-B間の合成抵抗が8Ωの場合」という部分が誤りである可能性が高いです。

3. 最終的な答え

問題の設定に誤りがあるか、選択肢に正しい答えがないため、解答不能です。

「応用数学」の関連問題

与えられた速度-時間グラフ(v-tグラフ)から、以下の問いに答える。 (1) 物体の加速度を求める。 (2) 時刻 $t = 5.0s$ での速度を求める。 (3) 時刻 $t = 3.0s$ での原...

力学速度加速度変位移動距離v-tグラフ
2025/4/22

仰角 $60^\circ$ の向きに初速度 $19.6 \text{ m/s}$ で小物体を投げ上げた。重力加速度の大きさを $9.8 \text{ m/s}^2$ として、以下の問いに答える。 (1...

力学放物運動物理
2025/4/22

点Oから水平方向に初速度14.7 m/sで投げられた小球が、19.6 m落下した点Pを通過するときの、以下の値を求める問題です。 (1) 点Pを通過する時刻 $t$ (2) 点Pを通過する時の水平方向...

力学自由落下速度ベクトルピタゴラスの定理
2025/4/22

与えられたデータとグラフをもとに、以下の問いに答えます。 (1) $x-t$グラフ、$v-t$グラフを描く。 (2) $x-t$グラフを使って、$t=4s$の瞬間の速さを求める。 (3) (2)で求め...

運動グラフ速度移動距離物理
2025/4/22

図示された回路の合成抵抗が4Ωであるとき、抵抗 $r$ の値を求めなさい。ただし、バッテリーおよび配線等の抵抗はないものとする。回路は、24Vの電源に、2Ωの抵抗と、6Ωと $r$ の並列回路が直列に...

電気回路合成抵抗並列回路直列回路方程式
2025/4/22

図に示す回路の合成抵抗が $4\ \Omega$ の場合、抵抗 $r$ の値を求める問題です。ただし、バッテリーと配線の抵抗は無視できるとします。

電気回路抵抗合成抵抗並列接続直列接続方程式
2025/4/22

図に示すように、実線の波形が0.20秒後に破線の波形になった。この間に波の山PはP'まで進んだ。この波の速さ $v$ と周期 $T$ を求める。

物理波の速さ周期波長
2025/4/22

11番の問題は、x軸の正の向きに進む波について、与えられた図と情報から以下の問いに答えるものです。 (1) 波の振幅 $A$、波長 $\lambda$、波の伝わる速さ $v$ を求めます。 (2) 波...

物理波の速さ振幅波長
2025/4/22

A-B間の合成抵抗が8Ωとなるように、抵抗値$r$を求める問題です。配線の抵抗は無視できるものとします。

電気回路合成抵抗並列回路直列回路抵抗
2025/4/22

A-B間の合成抵抗が5Ωの場合、抵抗 $r$ の値を求める問題です。

電気回路抵抗合成抵抗並列接続直列接続
2025/4/22