図に示すように、実線の波形が0.20秒後に破線の波形になった。この間に波の山PはP'まで進んだ。この波の速さ $v$ と周期 $T$ を求める。

応用数学物理波の速さ周期波長
2025/4/22

1. 問題の内容

図に示すように、実線の波形が0.20秒後に破線の波形になった。この間に波の山PはP'まで進んだ。この波の速さ vv と周期 TT を求める。

2. 解き方の手順

(1) 波長 λ\lambda を求める。
図から、波長 λ\lambda0.60×2=1.20 m0.60 \times 2 = 1.20 \ m である。
(2) 波の進む距離 Δx\Delta x を求める。
波の山PはP'まで進んだので、その距離 Δx\Delta x0.900.30=0.60 m0.90 - 0.30 = 0.60 \ m である。
(3) 波の速さ vv を求める。
波が距離 Δx=0.60 m\Delta x = 0.60 \ m を進むのにかかった時間が Δt=0.20 s\Delta t = 0.20 \ s であるから、波の速さ vv
v=ΔxΔt=0.60 m0.20 s=3.0 m/sv = \frac{\Delta x}{\Delta t} = \frac{0.60 \ m}{0.20 \ s} = 3.0 \ m/s
(4) 周期 TT を求める。
波の速さ vv と波長 λ\lambda の関係は v=λTv = \frac{\lambda}{T} で表される。したがって、周期 TT
T=λv=1.20 m3.0 m/s=0.40 sT = \frac{\lambda}{v} = \frac{1.20 \ m}{3.0 \ m/s} = 0.40 \ s

3. 最終的な答え

波の速さ: 3.0 m/s3.0 \ m/s
周期: 0.40 s0.40 \ s

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