図示された回路の合成抵抗が4Ωであるとき、抵抗 $r$ の値を求めなさい。ただし、バッテリーおよび配線等の抵抗はないものとする。回路は、24Vの電源に、2Ωの抵抗と、6Ωと $r$ の並列回路が直列に接続されている。

応用数学電気回路合成抵抗並列回路直列回路方程式
2025/4/22

1. 問題の内容

図示された回路の合成抵抗が4Ωであるとき、抵抗 rr の値を求めなさい。ただし、バッテリーおよび配線等の抵抗はないものとする。回路は、24Vの電源に、2Ωの抵抗と、6Ωと rr の並列回路が直列に接続されている。

2. 解き方の手順

まず、6Ωと rr の並列回路の合成抵抗 RpR_p を計算します。
並列回路の合成抵抗は、それぞれの抵抗の逆数の和の逆数で求められます。
Rp=116+1rR_p = \frac{1}{\frac{1}{6} + \frac{1}{r}}
Rp=6r6+rR_p = \frac{6r}{6+r}
次に、2Ωの抵抗と並列回路の合成抵抗 RpR_p が直列に接続されているので、全体の合成抵抗 RtR_t は、それぞれの抵抗の和で求められます。
Rt=2+RpR_t = 2 + R_p
問題文より、Rt=4R_t = 4 なので、
4=2+6r6+r4 = 2 + \frac{6r}{6+r}
6r6+r=2\frac{6r}{6+r} = 2
6r=2(6+r)6r = 2(6+r)
6r=12+2r6r = 12 + 2r
4r=124r = 12
r=3r = 3

3. 最終的な答え

3 Ω

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