ベクトル $\vec{a} = (3, -2)$ と $\vec{b} = (2, 1)$ について、以下の問いに答える。 (1) $|\vec{a} + t\vec{b}|$ を $t$ で表す。 (2) $|\vec{a} + t\vec{b}|$ の最小値を求め、最小にする $t$ の値を求める。 (3) (2) で求めた $t$ の値に対して、ベクトル $\vec{a} + t\vec{b}$ と $\vec{b}$ が垂直であることを示す。
2025/4/22
## 問題6の解答
1. 問題の内容
ベクトル と について、以下の問いに答える。
(1) を で表す。
(2) の最小値を求め、最小にする の値を求める。
(3) (2) で求めた の値に対して、ベクトル と が垂直であることを示す。
2. 解き方の手順
(1)
よって、
(2)
は のとき最小値 をとる。
したがって、 は のとき最小値 をとる。
(3)
のとき、
よって、 と は垂直である。
3. 最終的な答え
(1)
(2) 最小値: ,
(3) と は垂直である (証明済み)
## 問題7の解答
1. 問題の内容
において、 とする。 を に内分する点を とするとき、 となるような の値を求める。
2. 解き方の手順
より
3. 最終的な答え
## 問題8の解答
1. 問題の内容
において、辺 を に内分する点を 、辺 を に内分する点を とし、線分 と線分 の交点を 、直線 と辺 の交点を とする。 とするとき、次の問いに答える。
(1) を で表す。
(2) を求める。
2. 解き方の手順
(1)
は線分 上にあるので、実数 を用いて
は線分 上にあるので、実数 を用いて
は一次独立なので、
を に代入して
(2)
は直線 上にあるので、実数 を用いて
は線分 上にあるので、実数 を用いて
より
3. 最終的な答え
(1)
(2)