四面体OABCにおいて、ACの中点をP、PBの中点をQとし、CQの延長とABとの交点をRとする。$\overrightarrow{OA} = \vec{a}$, $\overrightarrow{OB} = \vec{b}$, $\overrightarrow{OC} = \vec{c}$ とするとき、 (1) $\overrightarrow{OQ}$ を $\vec{a}, \vec{b}, \vec{c}$ を用いて表せ。 (2) AR:RB, CQ:QRを求めよ。
2025/6/14
1. 問題の内容
四面体OABCにおいて、ACの中点をP、PBの中点をQとし、CQの延長とABとの交点をRとする。, , とするとき、
(1) を を用いて表せ。
(2) AR:RB, CQ:QRを求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
点PはACの中点なので、
点QはPBの中点なので、
(2)
点RはCQの延長線上にあるので、実数kを用いて
と表せる。これをで表すと、
また、点RはAB上にあるので、実数tを用いて
と表せる。
は一次独立なので、係数を比較して、
最後の式より、 なので、
よって、AR:RB = 2:1
よって、CQ:QR = 3:1
3. 最終的な答え
(1)
(2) AR:RB = 2:1, CQ:QR = 3:1