与えられたデータとグラフをもとに、以下の問いに答えます。 (1) $x-t$グラフ、$v-t$グラフを描く。 (2) $x-t$グラフを使って、$t=4s$の瞬間の速さを求める。 (3) (2)で求めた速さと、$v-t$グラフの$t=4s$の値を比べる。 (4) $x-t$グラフの式と、$v-t$グラフの式を求める。 (5) $t=0$から$t=5s$の移動距離($t=5s$の位置)を$v-t$グラフから求める方法を考える。

応用数学運動グラフ速度移動距離物理
2025/4/22

1. 問題の内容

与えられたデータとグラフをもとに、以下の問いに答えます。
(1) xtx-tグラフ、vtv-tグラフを描く。
(2) xtx-tグラフを使って、t=4st=4sの瞬間の速さを求める。
(3) (2)で求めた速さと、vtv-tグラフのt=4st=4sの値を比べる。
(4) xtx-tグラフの式と、vtv-tグラフの式を求める。
(5) t=0t=0からt=5st=5sの移動距離(t=5st=5sの位置)をvtv-tグラフから求める方法を考える。

2. 解き方の手順

(1) xtx-tグラフ、vtv-tグラフを描く。
与えられたデータから、xtx-tグラフとvtv-tグラフを作成します。
xtx-tグラフは、ttを横軸、xxを縦軸にとり、各点(t,x)(t, x)をプロットします。
vtv-tグラフは、ttを横軸、vvを縦軸にとり、各点(t,v)(t, v)をプロットします。
(2) xtx-tグラフを使って、t=4st=4sの瞬間の速さを求める。
t=4st=4sにおける瞬間の速さは、xtx-tグラフのt=4st=4sにおける接線の傾きで近似できます。
t=3st=3sからt=5st=5sの間の平均の速さを計算し、瞬間の速さの近似値とします。
v=ΔxΔt=x5x353=2592=162=8 m/sv = \frac{\Delta x}{\Delta t} = \frac{x_5 - x_3}{5 - 3} = \frac{25 - 9}{2} = \frac{16}{2} = 8 \ m/s
(3) (2)で求めた速さと、vtv-tグラフのt=4st=4sの値を比べる。
(2)で求めた速度は8 m/s8 \ m/sです。vtv-tグラフを見ると、t=4st=4sのときv=4 m/sv=4 \ m/sとなっています。
問題文に書かれているvvの表はv=ΔxΔtv=\frac{\Delta x}{\Delta t}を計算していますが、このΔt\Delta tが大きいために正確な瞬間の速度になっていません。
(4) xtx-tグラフの式と、vtv-tグラフの式を求める。
xtx-tグラフは、x=t2x=t^2で表されます。
vtv-tグラフは、v=tv=tで表されます。
(5) t=0t=0からt=5st=5sの移動距離(t=5st=5sの位置)をvtv-tグラフから求める方法を考える。
vtv-tグラフのt=0t=0からt=5st=5sまでの面積を計算することで、移動距離を求めることができます。
vtv-tグラフは直線なので、これは三角形の面積になります。
移動距離 =12×5×5=252=12.5 m= \frac{1}{2} \times 5 \times 5 = \frac{25}{2} = 12.5 \ m
もう一つの方法としてはt=0t=0からt=5st=5sの平均速度は0+52=2.5\frac{0+5}{2} = 2.5なので、移動距離は2.5×5=12.5 m2.5\times5 = 12.5 \ m

3. 最終的な答え

(1) xtx-tグラフ、vtv-tグラフはグラフの通り。
(2) t=4st=4sの瞬間の速さは8 m/s8 \ m/s
(3) (2)で求めた速度8 m/s8 \ m/s、v-tグラフのt=4sの値は4 m/sm/s
(4) x=t2x = t^2, v=tv = t
(5) vtv-tグラフの面積を計算する。

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