3点A(1,3), B(-2,-4), C(4,-1)が与えられている。 (1) 線分BCの長さを求める。 (2) 直線BCの方程式を求める。 (3) 点Aと直線BCの距離hを求める。 (4) 三角形ABCの面積Sを求める。

幾何学座標平面距離直線の方程式三角形の面積
2025/4/22

1. 問題の内容

3点A(1,3), B(-2,-4), C(4,-1)が与えられている。
(1) 線分BCの長さを求める。
(2) 直線BCの方程式を求める。
(3) 点Aと直線BCの距離hを求める。
(4) 三角形ABCの面積Sを求める。

2. 解き方の手順

(1) 線分BCの長さを求める。
BCの長さは、BとCの座標を使って三平方の定理から計算できる。
BC=(4(2))2+(1(4))2=62+32=36+9=45=35BC = \sqrt{(4 - (-2))^2 + (-1 - (-4))^2} = \sqrt{6^2 + 3^2} = \sqrt{36 + 9} = \sqrt{45} = 3\sqrt{5}
(2) 直線BCの方程式を求める。
傾きは、1(4)4(2)=36=12\frac{-1 - (-4)}{4 - (-2)} = \frac{3}{6} = \frac{1}{2}
点(4, -1)を通るから、
y(1)=12(x4)y - (-1) = \frac{1}{2}(x - 4)
y+1=12x2y + 1 = \frac{1}{2}x - 2
2y+2=x42y + 2 = x - 4
x2y6=0x - 2y - 6 = 0
傾きは 1/21/2 なので画像から傾きは 3/4 ではない
直線BCの方程式は x2y6=0x - 2y - 6 = 0
(3) 点Aと直線BCの距離hを求める。
点(x1, y1)と直線ax + by + c = 0の距離は、
h=ax1+by1+ca2+b2h = \frac{|ax_1 + by_1 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
A(1, 3)と直線 x2y6=0x - 2y - 6 = 0 の距離は、
h=12(3)612+(2)2=1661+4=115=115=1155h = \frac{|1 - 2(3) - 6|}{\sqrt{1^2 + (-2)^2}} = \frac{|1 - 6 - 6|}{\sqrt{1 + 4}} = \frac{|-11|}{\sqrt{5}} = \frac{11}{\sqrt{5}} = \frac{11\sqrt{5}}{5}
(4) 三角形ABCの面積Sを求める。
S=12×BC×h=12×35×115=332S = \frac{1}{2} \times BC \times h = \frac{1}{2} \times 3\sqrt{5} \times \frac{11}{\sqrt{5}} = \frac{33}{2}

3. 最終的な答え

(1) 線分BCの長さ: 353\sqrt{5}
(2) 直線BCの方程式: x2y6=0x - 2y - 6 = 0
(3) 点Aと直線BCの距離h: 1155\frac{11\sqrt{5}}{5}
(4) 三角形ABCの面積S: 332\frac{33}{2}
画像の空欄を埋める場合:
(1) 353\sqrt{5} なので、1=31=3, 2=52=5
(2) 傾き: 1/21/2 なので、3=13=1, 4=24=2, 方程式は、x2y6=0x - 2y - 6 = 0 なので、5=25=2, 6=66=6
(3) h=115h = \frac{11}{\sqrt{5}}なので、7=17=1, 8=18=1, 9=59=5
(4) S=12×BC×h=12×35×115=332S = \frac{1}{2} \times BC \times h = \frac{1}{2} \times 3\sqrt{5} \times \frac{11}{\sqrt{5}} = \frac{33}{2}なので、10=310=3, 11=311=3, 12=212=2

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