与えられた情報と湿度を求める公式を用いて、以下の3つの問題を解きます。 (1) 気温11℃で、1m³中に5.5gの水蒸気を含む空気の湿度を求める。 (2) 気温19℃で、1m³中に10.8gの水蒸気を含む空気の湿度を求める。ただし、19℃のときの飽和水蒸気量は16.3g/m³とする。 (3) 気温3℃で、湿度42%の空気1m³中に含まれる水蒸気量を求める。ただし、3℃のときの飽和水蒸気量は5.9g/m³とする。

応用数学比率百分率湿度計算
2025/4/23

1. 問題の内容

与えられた情報と湿度を求める公式を用いて、以下の3つの問題を解きます。
(1) 気温11℃で、1m³中に5.5gの水蒸気を含む空気の湿度を求める。
(2) 気温19℃で、1m³中に10.8gの水蒸気を含む空気の湿度を求める。ただし、19℃のときの飽和水蒸気量は16.3g/m³とする。
(3) 気温3℃で、湿度42%の空気1m³中に含まれる水蒸気量を求める。ただし、3℃のときの飽和水蒸気量は5.9g/m³とする。

2. 解き方の手順

湿度の公式は以下の通りです。
湿度[%]=1m3の空気中の水蒸気量[g/m3]その空気と同じ気温での飽和水蒸気量[g/m3]×100\text{湿度[\%]}=\frac{1m^3の空気中の水蒸気量[g/m^3]}{その空気と同じ気温での飽和水蒸気量[g/m^3]} \times 100
(1)
気温11℃で、1m³中に5.5gの水蒸気を含む空気の湿度を求めます。
気温11℃での飽和水蒸気量は問題文に書かれていませんが、画像中の説明に10.0 g/m³とあります。
したがって、湿度は
5.510.0×100=55\frac{5.5}{10.0} \times 100 = 55 [%]
四捨五入する必要がないため、そのまま55%となります。
(2)
気温19℃で、1m³中に10.8gの水蒸気を含む空気の湿度を求めます。
気温19℃での飽和水蒸気量は16.3g/m³と与えられています。
したがって、湿度は
10.816.3×10066.2576687166\frac{10.8}{16.3} \times 100 \approx 66.25766871 \approx 66 [%]
四捨五入して整数で求めると66%となります。
(3)
気温3℃で、湿度42%の空気1m³中に含まれる水蒸気量を求めます。
気温3℃での飽和水蒸気量は5.9g/m³と与えられています。
湿度の公式を変形して、水蒸気量を求めます。
水蒸気量=湿度[%]100×飽和水蒸気量\text{水蒸気量}=\frac{\text{湿度[\%]}}{100} \times \text{飽和水蒸気量}
水蒸気量は
42100×5.9=0.42×5.9=2.4782.5\frac{42}{100} \times 5.9 = 0.42 \times 5.9 = 2.478 \approx 2.5 [g/m³]
四捨五入して小数第一位で求めると2.5 g/m³となります。

3. 最終的な答え

(1) 55 %
(2) 66 %
(3) 2.5 g/m³

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