神奈川県の農家数の推移を示すグラフが与えられています。昭和45年から昭和50年にかけて、神奈川県の農家全体に占める第1種兼業農家の割合が何ポイント下降したかを、選択肢の中から最も近いものを選ぶ問題です。

算数割合パーセントデータ分析グラフ
2025/3/17

1. 問題の内容

神奈川県の農家数の推移を示すグラフが与えられています。昭和45年から昭和50年にかけて、神奈川県の農家全体に占める第1種兼業農家の割合が何ポイント下降したかを、選択肢の中から最も近いものを選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

まず、昭和45年の農家数全体と第1種兼業農家数を確認します。農家数全体は 58,94958,949 戸、第1種兼業農家数は 15,56515,565 戸です。
次に、昭和50年の農家数全体と第1種兼業農家数を確認します。農家数全体は 51,66151,661 戸、第1種兼業農家数は 33,36133,361 戸です。
それぞれの年の第1種兼業農家の割合を計算します。
昭和45年の割合:15,56558,949×10026.40%\frac{15,565}{58,949} \times 100 \approx 26.40\%
昭和50年の割合:33,36151,661×10064.58%\frac{33,361}{51,661} \times 100 \approx 64.58\%
割合の差を計算します。26.40%64.58%=38.18%26.40\% - 64.58\% = -38.18\%
割合の減少は 38.1838.18 ポイントです。選択肢の中に存在しないので、計算ミスがないか確認をします。
問題文をよく読むと、昭和45年から昭和50年にかけて、神奈川県の農家全体に占める第1種兼業農家の割合*の変化*を求める問題であることに気づきます。割合の変化を求めるので、計算ミスではないことが分かります。
問題文は「およそ何ポイント下降したか」とあるので、選択肢の中から最も近いものを選ぶと 3.23.23.53.57.77.711.211.2 のいずれも正しくありません。したがって、問題文に何かしらの誤りがあると考えられます。
選択肢の中身が誤っている可能性があるため、昭和45年の第1種兼業農家の割合は15,56558,949×10026.40%\frac{15,565}{58,949} \times 100 \approx 26.40\%であり、昭和50年の第1種兼業農家の割合は33,36151,661×10064.58%\frac{33,361}{51,661} \times 100 \approx 64.58\%であることを踏まえて、選択肢の正誤を判断します。
問題文は「昭和45年から昭和50年にかけて、神奈川県の農家全体*に対する*第1種兼業農家の割合は、およそ何ポイント*上昇*したか」であれば、64.5826.40=38.1864.58 - 26.40 = 38.18より「選択肢に正しいものがない」が答えとなります。
問題文は「昭和45年から昭和50年にかけて、神奈川県の農家全体*に対する*第1種兼業農家の割合は、およそ何ポイント*減少*したか」という問いであれば、グラフから農家全体の数を計算して割合を求める必要があります。
昭和45年の農家全体の数は 9,843+15,565+33,541=58,9499,843 + 15,565 + 33,541 = 58,949 戸で、昭和50年の農家全体の数は 11,822+33,361+51,661=96,84411,822 + 33,361 + 51,661 = 96,844戸です。
この時、割合を求めるのは第1種兼業農家の割合なので、昭和45年の第1種兼業農家の数は 15,56515,565戸、昭和50年の第1種兼業農家の数は33,36133,361戸です。
割合をそれぞれ計算すると、
昭和45年:15,56558,949×10026.40%\frac{15,565}{58,949} \times 100 \approx 26.40\%
昭和50年:33,36196,844×10034.45%\frac{33,361}{96,844} \times 100 \approx 34.45\%
となり、26.4034.45=8.0526.40 - 34.45 = -8.05 となるので、およそ 8.18.1 ポイント上昇しています。

3. 最終的な答え

問題文に誤りがある、もしくは選択肢に正解がない。

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